JHL戦況報告

3月10日(土)

大同 29-28 車体
(14-13, 15-15)

『大同特殊鋼、大接戦を劇的な勝利で飾る!』
 プレーオフ男子準決勝は、レギュラーシーズン2位トヨタ車体と3位大同特殊鋼の対戦。大同のスローオフで試合開始。大同No.4末松のミドルシュートで先制。大同は高いディフェンスからNo.4末松とNo.15山城の連続速攻などで前半5分、4対1と大同リード。車体もNo.15鶴谷のサイドシュートとNo.10木切倉のミドルシュートで反撃。その後、両チームGKのナイスセーブで一進一退の攻防が続く。大同はNo.4末松のランニングシュートとNo.13加藤のポストシュートで前半18分、10対7と大同リード。車体も多彩な攻撃からNo.22門山のロングシュート、No.8藤田のポストシュートなど4連続得点で、前半26分過ぎについに12対11と逆転する。しかし、大同もGK久保のナイスセーブで流れを渡さず、前半残り2分でNo.13加藤のポストシュートとNo.9武田のロングシュートで再逆転し、13対14で大同リードで前半で折り返す。
 後半に入り、車体はNo.5高智のポストシュート、No.18崎前の速攻など連続3得点で16対14と好スタート。大同も、No.9武田のサイドシュートやNo.2棚原のミドルシュートで追撃、後半10分、20対19で再び大同逆転。その後は、両チームは点の取り合いで追い着き追い越せの激しい攻防が続き、一進一退でどちらも譲らず後半19分、24対24の同点。大同は、20分過ぎ後半絶好調のNo.9武田が速攻とミドルシュートの連続得点で26対24の2点差のリードつける。流れは大同に傾きかけたが、車体も猛反撃を見せ、後半残り30秒No.22門山のミドルシュートで28対28で同点。このまま延長かと思われたが、残り5秒、大同No.15山城のサイドシュートが決まり大同が大接戦を制した。