JHL戦況報告
10月29日(土)
広島 31-18 三重
(13- 8, 18-10)
『メイプルレッズ、開幕戦を勝利で飾る!』
開幕戦とあって、両チームとも緊張が隠せず動きが固く、立ち上がりはお互いミスの多い試合となった。そこから、抜け出したのは地元の声援を背に受けたメイプルレッズ。三重のパスミスやシュートミスに乗じての速攻などによる4連取で8分には5-1とリードする。メイプルもミスをするが、三重はなかなかそこにつけ込むことができず点差を詰めることができない。その後は、互いに点を取り合い、メイプル4点リードのまましばらく経過。15分過ぎからメイプルのミスが目立ち始め、三重は15番伊藤のミドルなどで追い上げ、18分には7-8の1点差に詰め寄ったものの追いつくところまでは届かず、メイプルが7番宋のミドルなどで引き離し、13-8のメイプルリードで前半を終えた。
後半に入っても同じような展開となった。引き離せそうで引き離せず、追いつけそうで追いつけないという互いにジリジリとした展開が8分過ぎまで続いたが、そのような中、三重は9分、11分と与えられた7mスローをメイプルGK堂面の攻守で得点できないなど流れを引き寄せることができなかった。こうなると試合はメイプルのペース。これまでとは見違えるように攻守の動きが良くなり、多彩な攻撃から、次々と得点を重ね、地元での開幕戦を31-18の大差で飾った。