JHL戦況報告
10月29日(土)
オムロン 35-25 ソニー
(18-11, 17-14)
『オムロン、大差で初戦を飾る!』
ロンドンオリンピックアジア予選のため、短かい調整期間で日本リーグのスタートを迎えた両チーム。やはり、ゲームの立ち上がりは互いにプレーがかみ合わずミスが目立った。先制したのはソニーであったが、オムロンは11番永田の連続速攻ですぐに逆点。その後はソニーのセンター5番田中、オムロンのセンター8番石立のカットインなどで互角の展開。ゲームが動いたのは中盤過ぎ、オムロンは7番藤井の7mスローをきっかけに7連続得点で一挙にペースをつかみ抜け出した。対してソニーはディフェンスを6-0から3-2-1にかえ何とか流れを引きもどそうとするが、サイドの11番黒木らが単発で決めるにとどまり前半は18-11の7点差、オムロンリードで折り返す。
後半に入ってもオムロンの勢いは止まらず、ゴールキーパー1番藤間を中心とした固い守りから、3番高田の速攻や新加入の22番金のポストシュートなどで着々と加点。なかなか反撃の糸口が見えないソニーであったがセンター田中の好リードで若手の2番山野のミドルシュートや3番高橋のサイドシュートなどで一時は点差を詰めたが、若手を次々に導入するなど余裕のゲーム運びをみせるオムロンの勢いは止まらず、最終的に35-25の大差でオムロンが勝利した。