JHL戦況報告
11月12日(土)
オムロン 21-21 北國
(12- 9, 9-12)
『女王の座を争う白熱の攻防は両者譲らず!』
両チームとも速いテンポのゲームを展開し、序盤で3枚ずつ警告が出るボール際の激しいディフェンスのスタートとなった。1分オムロン藤井の7mスローで点が動き、石立の速攻や東濱のミドルと12分には6対3とリードをしてゲームを優勢に進めたが、北國は新人石野、鰍葉、仲宗根の連続得点などで同点とし、19分の上町のミドルで逆転。ここで北國銀行がオムロンの守りに攻めあぐみ、22分からGK藤間の好セーブから高田が速攻で3点を奪い、オムロンが12対9とリードして前半を終了した。
後半は、オムロン石立、キム・チョヨンの2得点で14対9と点差を広げたが、ここから北國銀行ディフェンスがふんばり、相手の退場もあって2分間で4連続得点。11分には樋口がカットインし16対15と逆転し、この試合2度目の逆転。この後、両ゲームの粘り強いディフェンスとオフェンスのミスによって点が入らない時間帯が続くが、18分からオムロン稲葉、高田の3連続得点で再逆転とシーソーゲームとなる。 終盤同点から、27分にオムロン石立がロングシュートを決め、1点のリードを奪い逃げきりをはかるが、29分北國の上町が体勢を崩しながらも意地の同点シュートを決め、両者譲らずのドローとなった。