JHL戦況報告
1月22日(日)
北國 36-12 ナゴヤ
(16- 5, 20- 7)
『北國銀行が多彩な攻撃でHC名古屋を圧倒!』
春の中学全国大会、高校選抜大会の愛知県代表を決める愛知県チャンピオン大会の熱気が残る愛知県体育館。HC名古屋のスローオフで試合は始まった。互いに2度の攻撃の失敗の後、先取点を取ったのはHC名古屋No.5高橋。先取点は取られたが北國銀行は、No.13仲宗根が連続でHC名古屋のディフェンスを突破し、あっさり逆転。このまま点差が開くかと思われたが、8分過ぎまではHC名古屋No.8阪本のポストシュートNo.3伊藤のサイドシュートで追いすがり、4対3と接戦を演じた。しかし10分過ぎから、北國銀行がNo.4上町の7mスロー、No.13仲宗根のカットインNo.6石野の速攻など、多彩な攻撃で着実に加点。一方、HC名古屋はわずか2点の加点にとどまり、5-16と大きくリードされて前半を終えた。
後半も北國銀行はNo.6石野の速攻、No.4上町からのバウンドパスを受けNo.8小野澤がポストシュート、No.17八十島のサイドシュートなどで次々と得点を重ねる。HC名古屋は後半15分まで3点の得点で劣勢を立て直すことができない。北國銀行は退場者のいる時間帯にも得点をさらに重ね、容赦のないハンドボールを展開した。HC名古屋は、後半早々のNo.5高橋が3度目の退場で失格となったこともあり、攻撃の中心がNo.7細田、No.14横井に片寄り、思い通りにいかなかった。