JHL戦況報告

2月19日(日)

ソニー 19-19 広島
( 7- 9, 12-10)

『両者譲らず、引き分けに終わる!』
 両チーム勝ち点14で共に並び、どうしても勝ちたい一戦。アップから気合十分で広島メイプルレッズからのスローオフ。ソニーは、6:0のディフェンスシステムであるが、広島メイプル10番呉を高い位置で厳しくチェックする守備体形。対する広島メイプルは、3:2:1と6:0のディフェンスでソニー2番山野、18番張を徹底的にマークする守備。先制は広島メイプル17番新城のポストシュート。ソニーもすぐに17番錦織のポストシュートで対抗する。両チームとも速いパス回しやサインプレーでノーマークを作るが、ソニー12番飛田、広島メイプル1番堂面の両GKがすばらしいキーピングで追加点を与えない。ソニーは、4番高橋の1:1から7mスローを誘い、2番山野が決める。広島メイプルも10番呉からのポストパス、8番菅野の1:1、17番新城の7mスロー、サイドシュートなどで応戦し、前半は広島メイプルが9-7の2点差で終了。
 後半に入ると前半広島メイプルにおさえられていたソニー2番山野がロング、カットイン、7mスローで次々に加点。さらに、ディフェンスも1人を3人で守る足を活かした守備で、広島の攻撃を封じた。しかし、広島も8番菅野のミドル、17番新城の7mスロー、9番早川の速攻で3点差を放されないようにねばり強くくらいついた。15分過ぎから、広島メイプルは、7番宋を投入。リズムがつかめなかったが、ソニーの高いディフェンスに対し、間を上手に攻めた。ラスト5分からポスト、サイドにボールを散らし、スペースが空いたところを見逃さず、25分過ぎソニー10番川崎の退場で、広島7番宋が7mスローを決め、2点差。すかさず、2番土屋のサイドシュートで1点差、ラスト30秒でソニーがタイムアウト。サインプレーが決まらず、広島は、それを逆速攻で残り時間無しの7mスローを獲得。これを7番宋がこの日2本目の7mスローを決めドローで終了。大変見応えがあるゲーム内容であった。