JHL戦況報告

2月19日(日)

オムロン 34- 9 ナゴヤ
(17- 4, 17- 5)

『オムロン、大差でHC名古屋を下し8勝目!』
 体格、スピードに勝るオムロンは、ゲーム序盤から持ち前の堅守から8番石立、13番勝連の速攻などで6点を連取。すると名古屋は堪まらず、8分にタイムアウトを取り、ゲームを立て直そうと試みるが、オムロンは攻撃の手を緩めず、この日好調な13番勝連のサイドシュートなどで15分までに11-0と大きく引き離す。それに対して名古屋は15分過ぎに6番鈴木がミドルシュートでチームの初得点を決めると、ディフェンスでも3-2-1の高い位置でのシフトから相手のミスを誘い、速攻につなげ食い下がるが、結局前半は17-4とオムロンリードで折り返す。
 後半に入ってもオムロンの勢いは止まらず、セットオフェンスでは名古屋の3-2-1ディフェンスに対して8番石立のカットインや7番藤井のミドルシュートなどで着実に加点。またディフェンスにおいても、攻めあぐむ名古屋に対して次々に速攻を決めて、34対9の大差でオムロンが勝利した。点差は開いたが、最後まで精一杯のプレーを見せる名古屋の選手の健闘が光ったゲームであった。