JHL戦況報告

3月11日(日)

オムロン 18-15 北國銀行
( 9- 7, 9- 8)
『激戦を制し3年ぶりにオムロン優勝!』
 プレーオフ女子決勝は、レギュラーシーズン1位北國銀行と2位オムロンの対戦。北國銀行のスローオフで試合開始。オムロンNo.13勝連のサイドシュートで先制するも、すかさず北國No.5樋口のミドルシュートで返す。立ち上がりから両チームともに足を使ったディフェンスで相手に決定的なチャンスを与えない。4分オムロンNo.13勝連が得点するも、すぐさま北國No.6石野のカットインで3-2とし、8分に北國銀行No.6石野のサイドシュートで同点、9分に北國銀行No.4上町が得点し、3連続得点で逆転するも、すぐさま、オムロンNo.17東濱のシュートで4-4の同点とする。その後は、両チームのGKのナイスセーブで一進一退の攻防が続く。この間、11分に北國No.4上町、16分に北國No.8小野澤が退場するも、オムロンは点差を広げることはできず。両チームともにディフェンスが機能し、19分の時点で6-6の同点。19分、オムロンNo.7藤井が長い均衡を破るも、すぐさま、北國No.4上町が得点し、7-7の同点に追いつく。21分、北國がチームタイムアウトを要求するも、得点に結びつけることが出来ず、逆にオムロンNo.3高田がサイドシュートを決め、8-7と逆転。オムロンキーパーのナイスセーブが続く間に、オムロンNo.13勝連がサイドシュートを決め2点差とし、9-7オムロンリードで前半を終了した。
 後半は、オムロンのコートプレーヤーが1名少ない状態からスタート。その苦しい中、オムロンNo.1藤間のファインセーブで北國の得点を許さない。2分に北國No.9横嶋のポストシュート、3分にNo.17八十島が速攻を決め、9-9の同点に追いつく。オムロンは、No.22金の得点で再逆転すると、続けざまにNo.13勝連のサイドシュートで11-9の2点差に広げる。その後、一進一退の攻防が続く。この間に北國に退場者が出るも、オムロンは攻撃がかみ合わず、点差を広げることができない。しかし、13分あたりから、オムロンは本日好調の勝連の得点などで点差を広げ始め、すかさず北國はタイムアウトを要求。タイムアウト後は、互いに点を取り合う展開が続く。オムロンNo.13勝運の退場を期に点差を縮めたい北國だが、ミスが重なりなかなか得点に結びつかず、逆にオムロンに点差を広げられ17-12となる。流れはオムロンかと思われたが、No.17東濱の退場を境に北國がリズムを取り戻し、2点差に追い上げる。すかさず、オムロンはタイムアウトで流れを止めにかかる。その後、両GKのセーブが続くも、終了間際、オムロンNo.22金がポストのループシュートを決め、3点差としたところで試合終了。18-15でオムロンがレギュラーシーズン1位の北國銀行を破り、3年ぶりの優勝を果たした。