JHL戦況報告
9月8日(土)
湧永 27-25 琉球
(12-10, 15-15)
『湧永辛勝、2連勝』
前節、昨季の覇者大同特殊鋼を1点差で下し、波に乗る琉球コラソンを広島に迎えた一戦。試合はNo.6東長濱のシュートで2連取したコラソンがまずリードを奪う。湧永はコラソンの1-2-3ディフェンスを崩せず苦しい展開。コラソンはNo.6東長濱がシュートにアシストに活躍、試合を優位に進めた。前半中盤、ポストパスが通らなくなったコラソンは湧永に追い上げを許し、2点差となったところでタイムアウトを要求した。コラソンの時間をかけた攻撃と粘り強いディフェンスにリズムを狂わされた湧永であったが27分についに逆転。2点差で前半を折り返した。
後半序盤、湧永は優位に試合を進める。湧永はコラソンの2度の退場時に突き放したいところであったが、コラソンも粘りを見せ、湧永にくらいついていった。コラソンのポストを絡めた攻撃に、3度目の退場時も生かせない湧永は、開きかけた得点差も2点差までつめられた。その後も湧永が点差を開けば、コラソンが追いついていくといった白熱した展開、27分に湧永が1点差まで詰め寄られたところで、湧永のタイムアウト、コラソンの勢いを止めにかかった。コラソンは後一歩というところまでせまったが、湧永が逃げ切り勝利を収めた。