JHL戦況報告

9月15日(土)

車体 29-26 湧永
(16- 8, 13-18)

『湧永開幕3連勝ならず、車体に逃げ切り許す !』
 開幕地元3連戦の湧永は、まず序盤の山場、トヨタ車体をホーム湧永満之記念体育館に迎えての1戦。出だしから気迫のこもった攻撃を展開する車体が、No.14光増の得点で先制。ノーマークからのシュートをことごとくGK甲斐にセーブされ湧永は5分まで無得点、0-3とリードを許す。車体はポストNo.13富田を軸に攻撃を組み立て得点を重ね6-2とリードを広げ、13分19秒湧永はここで1回目のタイムアウトを取る。再開後、No.17古家を投入し流れを変えたい湧永だが、車体のディフェンスを崩せず点差は縮まらない。焦る湧永に対して車体は、落ち着いて攻め、No.3石戸の連続得点でじりじりと差を広げ23分には12-5と7点差にする。その後も車体の優位は変わらず前半を8-16、湧永8点のビハインドで折り返した。
 後半巻き返しを図りたい湧永は出だし、No.2谷村、No.17古家で2連取。気迫のこもったディフェンスから速攻も出るなど追い上げムードに。8分過ぎからはディフェンスシステムを4-2に変更し、さらに追い上げを狙う。車体も負けじと堅い守りからの速攻で応戦、No.15鶴谷らが走り込み、点差を保つ。15分まで23-15と車体がリード。しかしその後、10点差に開いたところで湧永が再びディフェンスを4-2に。そこから湧永は4連続得点を挙げるなど、一気に点差を詰め、27分過ぎには29-24と5点差に詰め寄る。しかし落ち着いてゲームを進めた車体が29-26で逃げ切った。