JHL戦況報告

9月29日(土)

大崎 38-24 北電
(17-12, 21-12)

『首位大崎アウェーで快勝し全勝を守る!』
 今季4勝全勝と勢いに乗る大崎電気と1勝4敗でなんとか連敗から脱出したい北陸電力の一戦。前半の立ち上がりは、両者にミスが目立ったが、大崎18番内田の2連続得点で大崎が流れを引き寄せた。北電も4番切越の活躍により、得点するも、大崎の攻撃的なディフェンスを崩す事ができず、逆に速攻で得点を許してしまう展開となった。北電は13番山原の意地のサイドシュート、10番小川の倒れ込みのシュートにより、追いつこうと奮闘し、前半22分14対8とする。その後、大崎10番小室の退場を機に北電は一気に攻め込みたいところだったが、破壊力のある大崎の攻撃は人数が少ない状態でも機能してなかなか点差を縮める事が出来ない。北電は27分にタイムアウトを請求して作戦を練るが、大崎1番GKの浦和のファインセーブに阻まれ、17対12で前半を折り返す。
 後半立ち上がりに、大崎24番信太のカットインが炸裂。その後、北電13番山原が退場し、一気に攻め込みたい大崎だが、北電の粘りの攻撃により点差を離すことができない。逆に、後半7分北電3番神田が華麗なループシュートを決め、会場を盛り上げ、21対16と追いすがる。後半10分に大崎24番信太が退場すると北電は怒涛の攻撃をするも、大崎GK1番浦和のファインセーブに阻まれ、7番宮崎のサイドシュート、10番小室のポストシュートで点差を広げられ24対16となる。中盤は両者意地のぶつかり合いで得点を重ねるも、攻撃力に勝る大崎が7番宮崎がドリブルでの4人抜きのシュート、8番東長濱のスカイプレイでのダメ押しの得点で23分に33対20とする。ラスト5分、北電は4番切越の奮闘により得点を重ねるも、大崎11番馬場や13番森といった若手も頑張り38対24で大崎が北電を下した。