JHL戦況報告

10月13日(土)

大崎 30-23 湧永
(15- 9, 15-14)

『大崎電気、危なげなく勝利』
 JHL第6週、湧永製薬はホームに大崎電気を迎えての試合。上位を狙うためにも落とせない試合に、選手も引き締まった表情を見せ気合十分の様子。
 試合は、大崎電気が8番東長濱のステップシュートで先制する。湧永製薬も9番佐藤のサイドシュートで応戦。大崎電気は高い位置からのアグレッシブなディフェンスで湧永製薬の攻撃を止めると、速攻で徐々に点差を広げていく。10分、6-2となったところ湧永製薬がたまらずタイムアウトを取り、流れを変えにいく。しかし流れは変わらず、大崎電気に速攻を許すなど、逆に点差は開いていく。ここまで完全に抑えこまれていた湧永製薬は、大崎電気6番豊田の退場をきっかけに3点連取する。大崎電気も途中出場の7番宮崎を中心に点差を取り戻す。結局スタートの点差が響き、15-9で大崎電気のリードで前半を終了する。
 後半、点差をつめたい湧永製薬は、9番佐藤のサイドシュートで得点する。追いつきたい湧永製薬だが、大崎電気のクイックスタートを止められず点差が縮まらない。この展開のまま20分経過するが、大崎電気が疲れの見えてきた湧永製薬のミスから速攻に転じ、25分には20-27と7点差になる。意地を見せる湧永製薬も、7番東江、11番樋口などの得点で追いすがるが、結局リードを守った大崎電気が、30-23で勝利。湧永製薬は追い上げ時の細かいミスが響き、痛い一敗となった。