JHL戦況報告

10月27日(土)

大同 28-21 北電
(13- 8, 15-13)

『大同特殊鋼が守り、3勝目を挙げる』
 大同特殊鋼のスローオフで始まったゲームは、4番末松のカットインで大同が先制。しかし北陸電力もクイックスタートで9番落合がすぐに得点を返す。その後、大同5-1ディフェンス、北電4-2ディフェンスと、互いに高いディフェンスでプレッシャーをかけ、簡単に得点を許さない。だが大同は着実なボール回しで13分に4番末松の得点で8-3と5点リードで北陸を離し始める。15分に北電17番赤塚が退場となり、さらに得点を離されそうになるが、北電8番杉山の得点で喰らいつく。その後5分間お互いに得点を許さず9-4のままゲームが進む。24分、北電17番赤塚が2回目の退場となり嫌な雰囲気になるも、12番廣瀬のナイスセーブや13番山原のサイドシュートで北電も点差を離さない。前半は13-8と大同のリードで折り返した。
 後半、4番末松の2連続得点で大同が波に乗る。このまま大同のペースでゲームが進むと思われたが、北電8番杉山の7mスロー得点等で16-13と3点差に追い上げる。その後、大同2番棚原の退場や北電94番櫛田の2回目の退場など、激しい攻防のゲームとなる。どちらもペースをつかめぬままゲームが進むが、19分大同のタイムアウト後、大同9番武田がサイドシュートを決め22-16とリードを広げる。北電8番杉山、5番桜井などが得点を重ね、最後まで諦めない北電は終了30秒前、4番切越が得点を決めるも追いつけず、28-21で大同特殊鋼が勝利を収めた。