JHL戦況報告

11月3日(土)

湧永 29-27 大同
(15-15, 14-12)

『湧永、新、今井7得点ずつの活躍で大同に競り勝つ』
 湧永は13番新の速攻で先制。大同も10番岸川のカットインで1点を取り返した後は、序盤は両チームとも硬さが見られ、ミスが目立った。しかし、大同が湧永の固い守りをなかなか崩せずに苦しい態勢のシュートが続く間に湧永は13番新の速攻や15番今井のポストシュートで得点を重ね、12分26秒8-3と5点のリードを奪った。たまらずに大同はチームタイムアウトを取り、ディフェンスを一線に変え流れを取り戻しにかかる。大同2番棚原、4番末松、9番武田のシュートが決まり18分39秒10-8の2点差まで詰め寄る。湧永もチームタイムアウトを取り、立て直しを図るが22分57秒、4番末松の速攻が決まり、11-11の同点に追いついた。その後大同は15番山城、9番武田、湧永は15番今井、18番中浦などのシュートで一進一退の攻防が続いた。結局前半は、15-15の同点で折り返した。
 後半開始後15番今井のポストや18番中浦、11番樋口らのシュートで湧永はつきはなしにかかる。大同も13番加藤のポストシュートなどで反撃するが、13番新の速攻が決まった10分すぎ、湧永が21-18と3点リードとなる。その後もお互が譲らず20分すぎ、26-23の湧永リードで終盤に突入。22分52秒に4番末松のサイドシュートで27-25の2点差に詰め寄ると湧永はタイムアウトを取り、攻撃面での動きの指示を与え逃げ切りを図る。ここから、両チームにミスが目立つようになり、大同は2点差まで詰めるも29-27で湧永が勝利した。