JHL戦況報告

2月9日(土)

大崎 37-35 紡織
(17-16, 20-19)

『一進一退の攻防、宮崎を中心にした大崎電気が競り勝つ』
 大崎のスローオフでスタート。トヨタ紡織は2-4ディフェンスで相手にプレッシャーを与えていく。先制は大崎14番岩永。紡織もすぐさま19番鈴木が右サイドからシュートを決める。大崎が得点を決めると、紡織がすぐに追いつく展開。大崎は、セットプレーから24番信太を中心に確実に得点を重ねるが、トヨタ紡織も10番海道を中心に速いパス回しで大崎のディフェンスを切り裂いていく。また、両チームともクイックスタートで速い展開から、一進一退の攻防が続き、前半を17-16で終える。
 後半、大崎は7番宮崎が出場、地元の熱い声援を受ける。前半同様、攻守の入れ替わりが激しく、目の離せない展開が続く。大崎は宮崎を起点としてディフェンスをずらしシュートを狙っていくが、ミスが続き得点を重ねることができない。逆にトヨタ紡織は、相手のシュートミスから速攻に持ち込み得点を決め、ついに後半12分に23-22と逆転に成功する。しかし、大崎はクイックスタートからの攻撃ですぐに追いつく。その後、大崎14番岩永が相手のファールを受け、7mスローを得る。8番東長濱選手が冷静にこれを決め勝ち越す。一時大崎は10番小室の退場により5人でのプレーを余儀なくされるが、このピンチを堅いディフェンスで乗り切ると次第に流れをつかむ。大崎7番宮崎のクイックネスを織りまぜたプレーに、相手ディフェンスは乱され、徐々に点差が開いていく。トヨタ紡織はタイムアウトを取るが、流れを変えることができず、再びタイムアウト。大崎 宮崎にマンツーマンディフェンスをつけ、勝負をかけた。このディフェンスが功を成し、大崎のシュートミスから速攻につなげ、流れをつかみかけるが、時間が足りずにタイムアップ。得点を取りあうダイナミックな試合を、大崎電気が制した。