JHL戦況報告
2月23日(土)
紡織 31-23 湧永
(13-11, 18-12)
『湧永、ホーム最終戦を白星で飾れず』
JHL第19週目、湧永製薬がホームにトヨタ紡織九州を迎えたゲーム。紡織のスローオフで試合開始。湧永はいきなりNo.10名嘉のスカイプレーで先制する。しかし紡織もNo.18藤本のカットインで追いつく。スピードで相手を翻弄する紡織、ポストを中心に攻める湧永と、ともに持ち味を発揮する好ゲームになっていく。一進一退の攻防が続くが、22分41秒、No.20藤山の得点で紡織3点リードとなったところで、湧永がタイムアウトをとって流れを戻しに行く。しかしその後も展開は変わらず、11対13、紡織リードで前半を折り返す。
後半の巻き返しに期待したい湧永だが、パスミスから速攻されてしまい、点差を広げられてしまう。湧永は後半からNo.17古家をとトップに置き、ディフェンスの修正にかかる。そのNo.17古家のパスカットから連続で得点をあげるなど、10分過ぎにはいい流れをつかむも、紡織のクイックスタート、多彩なオフェンスに点差を詰めることができない。20分に紡織No.11栗崎の退場時にも大事なところで安易なミスを連発し、ゲームの主導権を渡してしまう。試合はこのまま31対23で終了し、湧永はホーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。