JHL戦況報告

9月8日(土)

オムロン 30-18 広島
(15- 8, 15-10)

『オムロン、白星発進』
 地元広島にオムロンを迎え、メイプルレッズのスローオフで始まった開幕戦は序盤、両チームとも堅い守りを見せる。試合はロースコアの守りあいの展開となった。試合はまったくの互角で進行していったが、前半中盤からメイプルの攻撃のリズムが崩れたタイミングをいかし、オムロンがじりじりとリードを広げていった。19分3点のリードを許したメイプルレッズは、タイムアウトを要求。攻守の立て直しをはかるが、試合の流れはオムロンに大きく傾き、オムロンが7点とリードを広げ前半を折り返した。
 後半に入っても、オムロンの勢いは衰えず、試合はオムロンのペースで進む。なんとか試合の流れを変えたいメイプルレッズはオムロンNo.17東濱にマンマークをつける。オフェンスのリズムが取れなくなったオムロンに対し、メイプルレッズはポストを絡めた攻撃で追い上げを見せた。この追い上げにオムロンはタイムアウトを要求した。体制を立て直したオムロンは再加速、
 後半中盤で試合の行方を大方決めてしまった。シュートの決まらなくなったメイプルに対し、オムロンは着実に加点。30-18の大差でオムロンが初戦を飾った。