JHL戦況報告

10月13日(土)

北國 32-24 広島
(17-11, 15-13)

『北國銀行、地力を見せて順当勝ち』
 JHL第6週 広島メイプルレッズはホームに北國銀行を迎えての試合。
 北國銀行、6番石野の得点で先制する。広島メイプルレッズも15番高山の得点で同点に追いつく。両チームとも気合いの入った立ち上がりを見せ、一進一退の攻防が続いていく。広島メイプルレッズは多彩なフォーメーションからポスト15番高山を使って得点を挙げていき、北國銀行も12番田代を中心とした高いディフェンスからの速攻で得点を挙げるなど、上位チーム同士の試合にふさわしい一点を争う好ゲームとなる。しかし、広島メイプルレッズ8番塩見の退場を機に、試合は大きく動き出す。4番上町、9番横嶋の連続得点などで北國が一気に6点差をつける。この点差のまま前半が終了し、11-17と北國銀行が6点リードで後半へ突入する。
 後半追い上げを図りたい広島メイプルレッズだが、不正入場による退場で逆に点差を広げられてしまう。ようやく得点をあげても、北國銀行にクイックスタートですぐに返される展開が続き、点差が縮まらない。結局、この点差が最後まで響き、24-32で北國銀行の勝利。パスミスなど、広島メイプルレッズとしてはミスが目立つ課題の多い試合となった。