JHL戦況報告
1月12日(土)
広島 26-26 オムロン
(11-18, 15- 8)
『メイプル、首位オムロンに貴重な引き分け』
現在無敗で首位を走るオムロンを地元広島に迎えての1戦。3位広島は是が非でも勝利し、全日本総合のリベンジを果たしたいところ。序盤から激しい攻守でオムロンを攻め立てるメイプルは、増田、宋らが打ち込み、7分過ぎまで5-1とリード。オムロンは石立、金を投入して立て直しを図り、中盤ポストを有効に使って反撃。14分過ぎには7-6とオムロンが1点差に詰め寄り、メイプル宋が2回連続退場の間に8-9と逆転する。その後もオムロンは東濱が連続得点し、23分12-9と一気に3点差をつける。その後も攻撃の手を緩めないオムロンはポスト金の連続得点、石立のカットインなどで加点。前半を18-11、7点リードで折り返した。
後半、意地を見せたいメイプルは、ディフェンスを3-2-1に変更し対応。守って速攻から、連続得点を挙げ反撃開始する。6分過ぎには18-14と4点差に。オムロンは後半無得点のまま、9分49秒にタイムアウトを請求、立て直しを図る。ここから中盤まで一進一退が続く。メイプルは高山にボール集め得点、21分には23-21と2点差に詰め寄る。残り5分を切り緊迫した展開の中、28分には7mスローを決めたメイプルが1点差に。残り3秒、さらに7mスローを得たメイプルは宋が慎重に決め、26-26の引き分けに持ち込んだ。前半の7点差を見事に追いついた見ごたえのあるゲームであった。この試合12点を挙げたメイプル7番宋の活躍が光った。