JHL戦況報告

1月19日(土)

広島 28-26 北國
(15-15, 13-11)

『メイプル2位浮上、北國破る !』
 現在2位の北國銀行と3位地元広島メイプルレッズとの一戦、両チームともプレーオフを睨んでの大切な戦いとなる。メイプルディフェンスは5-1、北國は6-0布陣でスタート、両チームともセットでじっくり攻める。7分半まで5-5とまったく互角の立ち上がり、メイプルは宋、高山、北國は若松、横嶋と双方持ち味を発揮しての攻防を繰り広げる。中盤、運動量の豊富な北國が速攻から得点を重ね17分10-7と3点リード、主導権を握る。対するメイプルはタイムアウト後、北國・石野の退場を誘い、逆襲、9-10とすかさず2点差に詰め寄る。北國も慌てず若松が得点を挙げ、一進一退の攻防に、24分まで13-12と北國リード。両チームとも終盤に入っても主導権を譲らず、白熱した攻防を繰り広げ、15-15で前半を終了した。
 後半に入っても、両者一歩も譲らず、7分半まで18-18。中盤に入り、先行する北國をGK堂面の好セーブと宋の得点で必死に食らいつくメイプルの展開に16分まで22-22。16分44秒、メイプルが早川の速攻で逆転したところで北國がタイムアウトの請求。メイプルはここから増田、高山が連続得点をあげ、この日最大の3点リードを奪い、25-22。攻撃のリズムを失った北國を尻目にメイプルは得点を挙げ、28-23と5点差に。しかし、粘る北國もGK田代がノーマークシュートをセーブする中、後藤、横嶋で得点を返し、3連取。26分には2点差に。緊迫した展開の中、残り90秒守りきったメイプルが勝利。勝ち点で上回り、2位に浮上。最後まで息をつかせぬ好ゲームであった。