JHL戦況報告

1月26日(土)

三重 21-20 ナゴヤ
( 9-13, 12- 7)

『HC名古屋あと一歩のところで”初勝利”を逃す』
 HC名古屋のスローオフで試合が始まり、HC名古屋・金塚のサイドシュートで先制するも、三重・万谷のロングシュートですぐに取り返す。両チームともアグレッシブなディフェンスに対して、HC名古屋はポストシュート、カットインで得点を重ね、三重はミドルシュート、ロングシュートで応戦し、一進一退の攻防が続く。前半20分過ぎからHC名古屋のディフェンスが機能し、三重のシュートミスやターンオーバーを誘い得点を許さず、ペースはHCへ。HC名古屋・高橋、福井のロングシュートで点差を離し、13対9とHC名古屋のリードで前半を終えた。
 後半、巻き返しをはかる三重は、早船、伊藤を投入するも、HC名古屋・近藤の好セーブでリズムを変えることができない。7分過ぎ、三重・万谷、石坂の4連取で1点差とし、HC名古屋はたまらずタイムアウトを請求。落ち着きを取り戻したHC名古屋は、福井の2連取で再び3点差とする。その後、三重も幾度となくチャンスを作るも、たちはだかるのはHC名古屋のGK近藤。しかし試合が動いたのは残り5分、HC名古屋の退場、ミスにつけこみ、三重の3本のファーストブレイクで一気に同点、逆転へ。今シーズン初勝利まであと一歩のところまできたが、三重の底力で夢は叶わなかった。