JHL戦況報告

2月23日(土)

ソニー 30- 9 ナゴヤ
(15- 5, 15- 4)

『ソニー、攻守に名古屋を圧倒、名古屋最後まで歯車かみ合わず』
 名古屋は19番金塚のプレスによりソニーに思うようにシュートを打たせないものの、7mスローを与えてしまい、ソニー18番藤井が冷静に7mスローを決める。ソニーは堅いディフェンスからの速攻で試合の主導権を握り、11番黒木のサイドシュート、5番田中のブレイクスルーで得点を重ねる。対する名古屋は、5番高橋、4番福井を中心に打開をはかるも、フィニッシュが決まらない。タイムアウトで立てなおしをはかり14番横井、6番鈴木のミドルシュートで得点するも、ソニーディフェンスの前に要所でミスが出てしまい速攻につなげられしてまう。その後ソニーはサイド、ミドル、ブレイクスルーと的を絞らせない攻撃で名古屋ディフェンスを翻弄し、15-5とリードを広げ前半を終える。
 ハーフタイムに修正を図った名古屋であったが、ソニーディフェンスの前にオフェンスが停滞。決定的な場面をつくれずミスが続く。ソニーは、そこをのがさず速攻につなげ得点を重ねる。特に5番田中は自ら得点するだけでなく巧みなパスワークで味方の得点を引き出す。名古屋は後半だけで6人の退場者を出してしまうなど、ディフェンスでの修正も図れなかった。攻守にソニーペースで進んだゲームは30-9でソニーが名古屋を圧倒した。