JHL戦況報告

3月9日(土)

広島 23-15 北國
(10- 9, 13- 6)

『守って速攻 ! ! ゴールキーパーの堅守が光るロースコアの展開』
 両チーム応援団の大声援に包まれる中、プレーオフ第1戦が開幕。燃えるような赤いユニフォームのメイプルレッズに対して、鮮やかなグリーンが映える北國銀行。開始早々から両チームGKの堅守が光る。北國は個人技での切り崩し、メイプルは巧みなパスワークで攻める。GKのファインセーブにも助けられ、メイプルが先に試合の主導権を握り、前半7分で1-5。北國はディフェンスラインを上げ、カットからの速攻で得点を重ね、同点に追いつく。メイプルも高いディフェンスラインと豊富な運動量でボールを奪い、速攻につなげる。しかしGKの堅守もあり、両チーム攻め手を欠き、20分過ぎから得点が止まりだした。前半残り30秒、メイプル2番増田のロングシュートが決まり、9-10のメイプル1点リードで折り返す。
 後半、メイプルはディフェンスからの速攻で得点を重ねるが、後半10分で12-16と点差が開き出したところでメイプルは退場者を出してしまう。しかし北國はそのチャンスを活かせず、逆にメイプルに得点をとられてしまう。メイプルGK1番堂面は幾度となくノーマークシュートを止める活躍。コートを広く使い、緩急をつけたパスワークで得点を重ねていった広島メイプルレッズが勝利、明日の決勝進出を決めた。