JHL戦況報告

10月20日(日)

湧永 23-19 北電
(12- 8, 11-11)

『湧永、地元で連勝を飾る。』
 台風の影響で代替開催となった本日のゲームは、湧永満之記念体育館で北陸電力のホームゲームとして開催された。今季リーグ戦初勝利を目指す北陸電力と昨日に続く連勝を狙う湧永製薬の戦いは、開始1分の湧永No.9佐藤の先取点で始まった。立ち上がり両チームとも硬さが見られミスが続き、思うように試合を進めることができず開始10分で3-2というロースコアの展開となった。チーム全員がよく動きシュートを狙う北電が、湧永の高い壁に苦しむ一方、湧永も相手のプレスディフェンスに手を焼き、お互い得点を伸ばすことができず、互角であったが、前半終了間際にNo.14仁平、No.5成田の連続得点などで、12-8と湧永が4点リードし前半を終了した。
 後半に入っても流れは変わらず、両チームが点を取り合う展開が中盤まで続き、得点差は変わらなかったが、北電の積極的な走りが14分過ぎに湧永No.14仁平、18分にNo.9佐藤の退場を誘い、19分過ぎにはついに2点差に追い詰め期待を抱かせたが、退場が明けてから落着きを取り戻した湧永の前に北電の追撃もここまでであった。北電の小さなミスに乗じた速攻などで再びリードを5点に広げるとその後は、落ち着いて試合終了まで進め、23-19で湧永製薬が勝利した。