JHL戦況報告
9月22日(日)
大同 29-27 トヨ東
(17-13, 12-14)
『要所で野村選手の大活躍、大同、接戦を制す』
序盤、高い位置からプレッシャーをかけたディフェンスをひくトヨタ自動車東日本。一方、大同特殊鋼はトヨタ自動車東日本No.10玉井をマンツーマンマーク。互いにセットオフェンスのリズムをつかませないようスタートを切る。ここからゲームの主導権を握ったのは大同特殊鋼。ポストを使った展開からNo.13加藤、No.22高のゴールなどで着実に得点。前半10分を過ぎ、8-4とリードを4点とする。対するトヨタ自動車東日本も崩れることなくディフェンスを続けると、No.9吉田の速攻、No.2濱口のカットインで連続得点。15分には9-7と点差を縮め、さらに追撃をはかる。19分、大同はNo.22高による連取で13-8、リードをこの日最大の5点と広げる。しかし、トヨタ自動車東日本も22分過ぎからの3連続得点で応戦。前半は17-13、大同の4点リードで折り返した。
後半の立ち上がりは一進一退、8分を過ぎ21-16、大同のリード。試合が動いたのは後半9分、トヨタ自動車東日本はNo.9吉田のカットインから始まる3連続得点で、21-19と一気に大同に迫る。ここから試合の流れは徐々にトヨタ自動車東日本に傾く。すると、20分、トヨタ自動車東日本No.10玉井のロングが大同ゴールにつきささると、24-24。トヨタ自動車東日本はついに同点に追いつく。しかし、すぐさまNo.3野村のゴールでリードした大同、25-24。その後も追いすがるトヨタ自動車東日本をNo.3野村の活躍などで振り切った大同。29-27、接戦を制し、開幕4連勝を飾った。