JHL戦況報告

10月19日(土)

湧永 26-22 合成
(11-11, 15-11)

『湧永、競り勝つ』
 試合は立ち上がりから両チーム一歩も引かない点の取り合いとなった。9分までには両チームとも警告1枚、退場1回と荒れ模様の序盤の展開となった。その後、試合は膠着状態となり、2点差がつかない緊迫した展開になった。22分、この試合初めて豊田合成が2点リードを奪うが、26分には湧永が同点に追いつき、ここで豊田合成がタイムアウトを要求した。その後1点ずつを加え、湧永ボールで残り33秒。湧永がタイムアウトを取るも、湧永最後の攻撃が実らず、11-11の同点で前半を折り返した。
 後半5分、今度は湧永がこの試合初めて2点リードする。湧永が速攻で1点を加え3点差となったところで豊田合成タイムアウトを取った。その後も湧永は1点を加え試合は湧永ペースで進んだ。主導権をがっちり握った湧永は16分には6点のリードを奪う。しかし18分、湧永11樋口が3回目の退場で失格、湧永は司令塔を失う。豊田合成の怒涛の反撃に耐える湧永であったが、24分ついに同点に追いつかれる。ふりだしに戻った試合はその後、キーパーの好セーブなどで湧永が2点をリードする。ここから豊田合成は7人で攻撃を試みる。残り2分、湧永6野村が退場するも、湧永は5人でよく粘り、26-22で湧永が勝利を収めた。