JHL戦況報告

10月20日(日)

大崎 33-28 紡織
(17-17, 16-11)

『選手層の厚い大崎のディフェンスの勝利』
 前半、大崎No.6豊田のサイドシュートでゲームがスタート。大崎は積極的ディフェンスで紡織の攻めを封じる。お互いにキーパーの好守もあり、ロースコアの展開。15分過ぎから紡織の速攻が決まり始め、徐々に点差が広がる。大崎もNo.3小澤のサイドやリスタートの速攻がくらい付く。紡織はNo.2中畠が起点となりディフェンスを崩し、カットインやサイドで加点。
 大崎は攻めが単発となり、パスカットされることもしばしばで、23分過ぎには5点差となる。しかし25分過ぎ、大崎はNo.7宮崎を投入、ディフェンスが立ち直り、攻めにもリズムが出てきて、終了間際スカイプレーで同点に追いつき、17-17で前半を終える。
 後半は、速い走りのパス回しでディフェンスを崩す紡織に対し、選手を入れ替えた大崎がフットワークよく守りきり、No.7宮崎、No.8東長濱のシュートも立て続けに決まり出した。12分過ぎ紡織は2人の退場者を出し、5点差となる。しかし、16分過ぎには大崎も退場者を出し、No.19鈴木(済)のシュートなどで加点し、2点差まで追い上げる。その後は、お互いに攻めあぐね、シュートミスも重なり、なかなか得点の入らない時間が続いた。残り5分を切り、紡織のディフェンスの甘さをついて、大崎のシュートが決まり、33-28で終了。大崎No.7宮崎の力みの抜けたシュートパスも光った。ややシュートミスが多かったものの、見ごたえのあるパスワークの光るゲームであり、大崎のディフェンスが勝ったゲームであった。