JHL戦況報告
10月20日(日)
車体 30-25 大同
(15- 9, 15-16)
『日本リーグ通算300得点高智の活躍でトヨタ車体、勝利』
首位攻防戦、今後のリーグの行方を担う一戦。両チームともディフェンスが安定した立ち上がりをみせる。先制点は、開始2分トヨタ車体No.3石戸のミドルシュート。その後、No.13富田の速攻が立て続けに2本決まり、トヨタ車体が3対0とした。一方、大同特殊鋼もNo.3野村のミドルシュート、速攻でNo.13加藤が決め、応戦する。一進一退の攻防の展開から大同No,3野村の退場の間に、車体が7対4とリードしたところで大同がタイムアウトを請求する。タイムアウト直後、大同のポストシュートを車体のGKNo.21甲斐がファインセーブをみせ流れを変えなかった。その後両チームとも選手の入れ替えをしながら、一進一退の攻防を続けた。残り3分、大同No.9武田の退場の間に、車体が2連取し、15対9で前半を終えた。
後半も車体が先制。5分過ぎ車体の速攻が決まり18対11となり、大同がタイムアウトを請求する。その後、大同が流れを掴み、速攻など3連取、早目のプレッシャーディフェンスからミスを誘うなど得点を重ね、17対19と2点差まで追い上げた。車体はたまらずタイムアウトを請求する。タイムアウト直後、車体No.5高智の通算300点ゴールを含み、立て続けにカットインで2点を取り4点差へと戻した。流れは、車体のまま、ポストプレー、パスカットから速攻など3連取し、完全に流れを掴んだ。残り5分、車体が2人退場している間に、大同が5点差まで点差をつめるが、車体は安定したディフェンスで守りきり勝利した。