JHL戦況報告

11月24日(日)

大同 32-25 紡織
(15-11, 17-14)

『大同、要所での連続得点でトヨタ紡織九州を振り切り9連勝』
 試合開始から、大同No.22高をマンツーマンマークで守るトヨタ紡織。セットオフェンスではフローター陣のリズミカルなボール回しからのポストへの展開などで着実に得点していく。一方、3-2-1で守る大同は、パスカットからの速攻、No.13加藤のポストプレーで加点。10分を過ぎ、互いに譲らず5-5の同点。その後はトヨタ紡織がリードし大同が追いかける試合展開が続く。23分、9-9の同点から、No.10海道のドリブルカットからの得点、No.6村上の速攻で連取したトヨタ紡織は11-9とリード。試合の流れはトヨタ紡織に傾くかと思われた。しかしここから大同が怒涛の反撃。トヨタ紡織のセットオフェンスを押さえこむと、No9武田のロング、No.14千々波のスカイプレーなどで一気の6連続得点。トヨタ紡織を逆転し15-11、4点リードで前半をしめくくった。
 後半立ち上がりペースを握ったのはトヨタ紡織。大同のシュートが何度となくバーをたたく間にNo.19鈴木のサイドシュート、No.3西端のポストシュートなど、多彩な攻撃で5連取、7分には17-17で試合を振り出しに戻す。その後は前半同様、1点を争う緊迫した展開が続き17分を過ぎ21-21なお同点。勝負を左右するラスト10分、流れをつかんだのは大同。No.13加藤のポストシュートから始まる前半同様の6連続得点に成功すると、24分には27-21と大きくリードを広げる。その後もリードをしっかりと守った大同。試合の要所で力を発揮し、32-25で勝利した。