JHL戦況報告

3月8日(土)

車体 30-29 湧永
(17-10, 13-19)

『プライドとフィジカルのぶつかりあい、リーグ1位トヨタ車体が激戦制す』
 湧永製薬のスローオフで試合開始。両者とも序盤は6-0ディフェンス。湧永は13番新の連続速攻などで3対1とリードする。対するトヨタ車体は5番高智の連続得点ですぐに追いつく。湧永は5番成田を中心とした堅い守りからの速攻で突き放そうとするが、トヨタ車体も強いフィジカルを生かしたプレーで対抗し前半15分まで互角の戦い。均衡を破ったのはトヨタ車体22番門山の豪快なロングシュート。その後トヨタ車体が20番渡部のサイドシュートで突き放す。このまま点差を広げるかと思われたが、トヨタ車体が退場者を出してしまうが、GK21番甲斐のファインセーブでピンチを脱し、流れを掴んだトヨタ車体は22番門山の連続得点で点差を広げる。湧永はトヨタ車体22番門山へのマークを強めるが、勢いに乗ったトヨタ車体は15番鶴谷、18番崎前の両サイドの活躍、絶好調22番門山のシュートで、一挙に17対10と点差を広げ前半終了。
 後半開始すぐ湧永は13番新の速攻で得点する。湧永はGK1番志水のファインセーブが続き、流れを掴みたいところで退場者を出してしまう。しかしその後の7mスローをGK1番志水がセーブ。再度湧永が流れを掴みかけたところで、トヨタ車体のサイドシュートや速攻が決まり点差が縮まらない。前半14分で25対15と点差が開いた。しかし、湧永は7番東江のミドルシュート、5番成田の打点の高い豪快なロングシュートでくらいつき、その勢を止めるためにトヨタ車体はコンタクトを強めるが、連続で退場者を出してしまい、この間に、湧永は8連続得点で一挙に2点差まで詰め寄る。ここで湧永、トヨタ車体共に退場者を出してしまう。湧永は5番成田のロングシュートで1点差まで詰め寄るが、後半23分に痛恨の退場者を出してしまう。このチャンスをトヨタ車体はしっかり生かし、堅実なプレーで25分過ぎで3点差をつける。残り2分、湧永の怒涛の攻撃で1点差まで詰めより最後まで目が離せない激闘を繰り広げ、最後はトヨタ車体が勝利した。