JHL戦況報告

9月21日(土)

オムロン 22-21 ソニー
(12-10, 10-11)

『王者オムロンが終了間際のビッグプレイで逃げ切る !』
 前半、オムロンが5番稲葉のカットインシュートなど三連取し3-0と好調な出だしを見せ、ソニーはたまらずタイムアウトを請求。その後、ソニーディフェンスが機能し始め、5番田中を中心とした攻撃で徐々にペースをつかみ、前半23分で10-8と追い上げる。ここでオムロンもタイムアウト。その後は、お互い点を取り合い、12-10とオムロンリードで前半を終える。
 後半立ち上がり、ソニー18番藤井のカットインシュートで1点差に詰め寄るも、オムロン7番藤井のサイドシュートで突き放すが、ソニー18番藤井、13番石井のシュートで13-13の同点に追いつく。オムロンはGK1番藤間の2本連続7mスロー阻止をきっかけに15-13とリードするも、ソニーGK1番藤田、GK12番飛田が2本連続で7mスロー阻止をみせる。その間にソニーは4連取し、17-15とソニーがこの試合初めてリードを奪う。しかし、ソニー4番高橋の2分間退場などの間に、オムロンは7番藤井の7mスローなとで再び19-18トリードを奪う。その後一進一退の攻防が続き、後半29分ソニー18番藤井のサイドシュートで21-21の同点とするが、オムロンは残り26秒、7番藤井→17番東濱へのスカイプレーが決まり、22-21でタイムアップ。熱戦に幕を閉じた。ソニーはオムロン7番藤井、17番東濱の両エースを素晴らしいディフェンスで終始封じ込んだが、終盤オムロン7番藤井が意地を見せた試合であった。