JHL戦況報告
10月27日(日)
北國 35-21 三重
(16-14, 19- 7)
『スピードに勝る北國が粘る三重を突き放して勝利』
三重バイオレットアイリスのスローオフで始まったこの試合。まずペースを握ったのは三重。20番原もキレのあるミドルや19番万谷のステップなどで得点を挙げれば、GK毛利もファインセーブを連発する。対する北國もベテランエース4番上町を投入し、ミドルやカットインで得点し、じわじわと差をつめていく。7番田邉のサイドシュートや、17番河田の7mスローなどで、24分には12-11と逆転する。三重も21番池原のサイドシュートで得点するも、堅いディフェンスからの速攻でペースをつかんだ北國が16-14と2点リードで前半を終了する。
後半に入っても北國は、9番横嶋かおるのポストシュートや、13番横嶋彩の技有りのカットインシュートなどで次々と加点し、20分には30-20と10点差をつける。三重もポストシュートやサイドシュートで得点するが、北國の堅いディフェンスを崩すことができず、35-21で北國が勝利した。地元の大声援を受けて、素晴らしいキーピングをする三重GK毛利や、テクニックとパワーのあるシュートで会場を湧かせた北國4番上町など、見どころのあるゲームであった。