JHL戦況報告

11月2日(土)

ソニー 28-16 高山
(10-12, 18- 4)

『ソニー、プレーオフ進出に向け4位を堅守』
 地元での勝利を目指すブラックブルズと、プレーオフ進出4位以内を堅守したいソニーセミコンダクタとの一戦。先制したのは、ソニー18番藤井選手のカットイン。対するブルズ17番金選手も7mスローから点を返すと、互いに一歩も譲らぬ一進一退の試合展開となった。1点ビハインドのブルズ山川監督は、8分に早々のタイムアウトを取ると、一気に流れを変え逆転に成功。先行された状態に、ソニー小薮監督もたまらず13:10にタイムアウト申請するが、ブルズ5番池之端選手、17番金選手の得点でソニーとの差を3点に広げる。しかしソニーは4番高橋、18番藤井の連続得点で22分に1点差に詰め寄る。その後も、緊迫したゲームが進む中も、ブルズ17番金選手のミドルシュート、23番友野選手気迫のカットインで連続得点が決まり、12対10の2点リードでブルズ優勢のまま前半を終了した。
 後半スタート時、ブルズの入場ミスによりパワープレーで優位に立ったソニーは、後半1:25で同点に追いつき、ソニー18番藤田選手の7mスローで逆転に成功。その後は、ブルズ17番金選手がスカイプレーを決めたり、キーパー1番菊池選手がファインセーブをするも、ソニー4番高橋選手、8番儀間選手、5番田中選手、18番藤井選手が速攻を中心としながら多様な5連続得点を挙げ試合の流れを一気にソニーへ引き寄せた。後半24:05、9点リードしながらも、ソニー小薮監督はタイムアウト申請。最後まで気を弛めることなく5番田中選手と13番石井選手の左サイド側の連携プレーで得点差を広げ12点差で試合を終えた。