JHL戦況報告

1月11日(土)

オムロン 25-19 北國
(11-11, 14- 8)

『オムロン、地元で価値ある勝利!』
 大観衆の中、注目の首位攻防戦の幕が切って落とされた。開始20秒、オムロンNo.8石立のカットインに対し北國No.9横嶋が退場。オムロンNo.7藤井が落ちついて7mスローを決めたのを皮切りに、藤井のカットイン、No.5地元出身の稲葉の目の覚めるようなミドルシュート2連発で開始5分で4-0と突き放し、一気に行くかと思われたが、北國もオムロンの退場を効果的にいかし4連取し同点に追いついた。そこからは両ゴールキーパーの好守やディフェンスが機能し、一進一退の攻防が続き、11対11の同点で前半が終了した。
 後半も北國No.9横嶋のポストプレー、オムロンNo.15松本のサイドシュートなどで見応えのあるシーソーゲームが繰り広げられた。しかし後半17分からオムロンは守護神藤間を中心とした堅守と、藤井、石立の5連取で22対16と一気に突き放すことに成功した。北國もNo.5塩田のミドルシュートで食い下がるも、地元の大声援にも後押しされたオムロンが25対19で勝利した。エース藤井は10得点の大活躍であった。両チームとも日本代表選手を数多く擁し、非常に見応えのあるゲームだった。