JHL戦況報告

2月22日(土)

北國 27-26 広島
(16-12, 11-14)

『横嶋姉妹の活躍で、北國薄氷を踏む勝利!』
 地元の大声援を受けて登場した北國だが、先手をとったのは広島。司令塔のNo.7宋からポストのNo.15高山への絶妙なパスが通り先取点を挙げる。対する北國は左サイドのNo.7田邉で追いつくと、No.9横嶋かおるの速攻などで得点を重ね、序盤の主導権を握る。このままペースを維持したい北國だが、セットオフェンスでミスが続き、逆にNo.7宋らの速攻で広島に逆転を許す。この北國のピンチを救ったのが、センターNo.13の横嶋彩と姉のポストNo.9横嶋かおるのコンビネーション。攻撃を組み立て、自身のカットインやミドルシュートで得点を重ねる。No.7宋らで必死に追いすがる広島だが、北國の攻守が冴え、4点差で前半終了。
 後半に入りNo.7宋とNo.15高山で攻める広島は、14分21-21と同点に追いつく。しかし北國も横嶋姉妹の活躍で広島に主導権を渡さない。試合は1点をめぐる白熱した内容となり終盤へ。1点を追う広島は、残り10秒北國のパッシブプレーでボールを得ると猛然と北國ゴールへと迫る。同点かと北國応援団の悲鳴が上がったが、広島は痛恨のパスミス。勝利の女神は北國に微笑んだ。