第34回日本リーグ2009-2010 Season
試合結果
JHL戦況報告 第8週
第1日・2009/10/31(土)
第2日・2009/11/01(日)
◆ 男 子 ◆
豊田合成 24 ( 8-11, 16- 6) 17 北陸電力
- 『後半一気に逆転、豊田合成が嬉しい初白星!』
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初勝利がほしい両チームの戦いは、豊田合成14番中村の速攻による得点で始まった。その後、北陸電力は3番神田・2番高橋の速攻など3連続得点で流れをつかむ。北陸電力は、豊田合成の3-2-1ディフェンスに攻めあぐむ場面があるものの、 GK16番丸山を含めディフェンスがしっかり機能し、豊田合成のミスを誘発する。16分を過ぎ、8対4となったところで、豊田合成がタイムアウトを請求し立て直しを図る。 その後、 豊田合成は10番森光のペナルティスローで得点するものの、再び北陸電力に 3連続ゴールを許し、11対5とリードが広がり一方的な展開になると思われた。しかし北陸電力の2回の退場(25分・7番高田、29分・6番前田)を機に、豊田合成は13番今村のシュートなどの3連続得点で追い上げ、11対8、北陸電力の3点リードで前半を折り返した。
後半立ち上がり、13番今村の速攻などで4連続得点した豊田合成は一気に逆転に成功。中盤にはヘッドコーチ畠中の連続得点で盛り上がり、前半とは正反対に豊田合成の一方的な展開となる。北陸電力は終盤、3-2-1ディフェンスにシフトチェンジし流れを変えようとするが、逆に13番今村のミドルなどで5連続得点を許し、流れを変えることができない。後半わずか6得点に抑えられた北陸電力が24対17で逆転負けし、豊田合成がうれしい初白星を飾った。後半の7得点を含む、9得点した豊田合成13番今村のシャープな動きが光った。
◆ 男 子 ◆
大同特殊鋼 35 (20- 7, 15-17) 24 琉球コラソン
- 『大同特殊鋼、琉球コラソンを一蹴、開幕6連勝!』
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ディフェンスの安定している大同特殊鋼が、試合開始早々より速攻を中心に得点し15分過ぎには12-2と大きくリードを広げた。琉球コラソンも地元出身の水野兄弟が、得点をすることで会場の盛り上がりを見方にするが、大同特殊鋼の攻撃を防ぐことができず前半は20-7と大同特殊鋼が大きくリードした
後半に入ると、琉球コラソンのGKNo.22石田の好セーブもあり、一進一退の戦いとなり琉球コラソンのNo.23水野裕紀のパスワークからチャンスを作り、兄、N0.7水野裕矢がシュートを決めるなど地元選手の活躍もあり会場は大いに盛り上がったが前半の大量リードを守った大同特殊鋼が35-24で勝利した。
大崎電気 28 (12-17, 16- 9) 26 トヨタ紡織九州
- 『大崎電気、前半の5点差をひっくり返し劇的な逆転勝利!』
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お互い激しいデフェンスでゲーム序盤より両チームともに警告がでる展開となるが、スリリングな試合で目が離せない。トヨタ紡織はNo.20藤山のミドルシュート、No.6村上(秀)選手の速攻などで得点を重ね、5連続得点を含む怒涛の攻撃で、前半を優位に進める。大崎も前半の終盤速攻などで追い上げるが17-12とトヨタ紡織リードで前半を終了する。
後半両チームともに、この試合にかける意気込みが感じられ、ハードプレーが続出。大崎はNo.3小澤・No.6豊田などのサイドシュート、ミドルシュートなどで猛追し、20分過ぎに23-23と同点に追いつく。その後、両チームとも点を取り合い同点の残り20秒で大崎がタイムアウトを申請。再開後、連続得点した大崎が劇的な逆転勝利を飾った。
◆ 女 子 ◆
北國銀行 30 (15- 8, 15-10) 18 三重バイオレットアイリス
- 『北國銀行が余裕の勝利、1敗を守る!』
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北國銀行の地元小松会場での最終戦である本日の試合、北國銀行は試合開始早々No.5宮前のサイドシュートにて先制した。その後、北國銀行はNo.18若松のサイドシュート、No.4上町のカットインシュートなどで得点を重ねていく。対する三重は北國銀行ディフェンスの早いチェックの前に攻撃がかみ合わずNo.15伊藤・No.5宮下らが散発的に得点するのみでペースがつかめない状態が続いた。前半は確実に得点を重ねた北國銀行が15-8と7点リードし終了した。
後半に入っても北國銀行のリズムは変わることが無くNo.4上町を中心に得点を重ねていく。三重は2度あった北國銀行が退場者を出す場面でも点差を詰めることができず北國銀行は30-18と勝利した。この試合で北國銀行No.9横嶋が通算200得点を達成した。
ソニーセミコンダクタ九州 42 (23-10, 19-10) 20 HC名古屋
- 『ソニー圧勝、田中選手、前人未踏の通算1100得点達成!』
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HC名古屋No.7菅谷のミドルシュートにてはじまった試合であったがその後は、ソニー九州がNo.7工藤の速攻・No.9番高栖のポストプレーなどでHC名古屋を圧倒していく。HC名古屋もNo.7菅谷のミドルシュート・No.11番高橋(玲)のサイドシュートなどで応戦するがソニー九州はNo.5田中の通算1100得点達成となるゴールをマークするなどチームの勢いは増していき23-10とソニー九州リードで前半を終了する。
後半立ち上がりはソニー九州No.4高橋・No.11黒木、HC名古屋No.10上野・No.11高橋(玲)などが得点を重ね互角の展開となったがソニー九州に退場者が出た場面でソニー九州の堅いディフェンスの前にHC名古屋は得点することができず差を縮めることができない。ソニー九州は確実に得点を重ね 42-20でソニー九州が圧勝した。
オムロン 36 (18- 6, 18- 9) 15 広島メイプルレッズ
- 『オムロン、メイプルレッズに圧勝!』
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オムロンNo.7藤井のロングシュートで先制したオムロンは、高いディフェンスシステムのメイプルレッズをポストプレーで崩し、前半10分で6対0とリードする。対するメイプルレッズはオムロンの堅い守りを攻略できず、無理な体勢からのシュートが目立ち、No.6植垣のロングシュートなどで反撃に出るも、波に乗り切れない。その後もオムロンが、No17東濱らのロングシュート、カットインプレー、メイプルレッズのミスからの速攻で得点を重ね、前半を18-6の大量リードで折り返した。
後半立ち上がり、メイプルレッズは速攻で3連続得点し、反撃に出るも、オムロンはポストプレーを使ったセット攻撃で得点し、両チーム一進一退の時間帯が続く。後半10分過ぎから、オムロンが7連続得点し、後半もオムロンペースの展開となる。No.7藤井のロングシュート、No.9坂元のポストシュート、No.3髙田の速攻など、バランスが良く得点したオムロンが36-15でメイプルレッズを圧倒した。メイプルレッズは最後までオムロンのディフェンスを崩せなかった。