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第34回日本リーグ
2009-2010 Season
試合結果
JHL戦況報告 第13週
第1日・2009/12/05(土)
第2日・2009/12/06(日)
◆ 男 子 ◆
湧永製薬 33 (16-12, 17- 4) 16 北陸電力
『堅守からの速攻で湧永製薬が北陸電力を下し5勝目!』
6-0ディフェンスを敷く北陸電力に対して、No.15今井のポストシュート、No.4坂本のサイドシュートで攻める湧永製薬。大型選手の3-2-1ディフェンスの湧永製薬に対して、クロスやポジションチェンジからNo.5桜井のカットインシュートやNo.13山原のポストインからのシュートで対抗する北陸電力。立ち上がりから一進一退の展開となり、15分までは8対8のイーブンとなる。しかし、ここから湧永製薬は下がり気味の北陸電力ディフェンスの上からNo.2谷村のミドルシュートやNo.23東長濱のカットインシュートが決まり始め20分を過ぎて湧永製薬の3点リードとなる。さらに湧永製薬は北陸電力のポストプレーを嫌いディフェンスシステムを6-0にシフトチェンジすると攻めあぐねる北陸電力を尻目にNo.13新、No.4坂本が得意の速攻に持ち込み6点差にリードを広げる。対して北陸電力もNo.8杉山・No.2高橋の速攻で追いすがり、前半は16対12と湧永製薬がリードして終了した。
後半開始から両ゴールキパーのファインゼーブもあり、両チームともセットオフェンスでの得点が伸びない。しかし、湧永製薬はNo.23東長濱・No.6山中のミドルシュートやNo.14武藤のポストシュートで加点し徐々に差を広げる。3-2-1ディフェンスに戻した湧永製薬に対して盛んにローリングやポストプレーで撹乱する北陸電力だが、バックプレーヤー陣の足が止まると攻撃時間のみが長くなる悪循環に陥る。湧永製薬のNo.13新、No.2谷村の速攻が決まり中盤過ぎには遂に10点差となった。リードしている湧永製薬は時間をしっかり使いながら丁寧に攻め、サイド・ポストから着実に加点し、残り10分を切って30対15とダブルスコアとなった。北陸電力はNo.4落合のポストプレーなどで意地を見せるが、集中力を欠いてパスミス・シュートミスを連発する。堅い守りから余裕の攻撃を見せた湧永製薬が、プレーオフ進出に望みをつなげる5勝目を挙げた。北陸電力は攻撃力が伸びず、やはり1勝が遠い試合となった。
◆ 男 子 ◆
トヨタ紡織九州 29 (10-15, 19-13) 28 大同特殊鋼
『トヨタ紡織九州、大逆転で大同の連勝を止める!』
10戦全勝の大同に対し、トヨタ紡織は、藤山・石黒選手の(ミドル・サイド)シュートなどで得点を重ねていく。立ち上がりは、お互い点のとりあいとなるが、大同末松選手の速攻やGK東選手の好セーブに阻まれ、15-10の大同5点リードで前半終了。
トヨタ紡織は後半開始直後、呉選手のミドルシュートなどで3連取するが、大同も着実に加点し16分で27-19とこの試合最大の8点差とする。ゲーム終盤、トヨタ紡織の選手の気迫が加速し、村上選手の速攻・中畠選手のミドルなどで、怒濤の6連取,その後さらに3連取で同点とし、残り1分、トヨタ紡織のポストシュートが決まり決勝点となる。手に汗にぎるゲーム展開に観衆もヒートアップし、トヨタ紡織は地元で全勝の大同を下す、みごとな試合であった。
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