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第34回日本リーグ
2009-2010 Season
試合結果
JHL戦況報告 第15週
第1日・2010/01/16(土)
◆ 男 子 ◆
湧永製薬 27 (13-16, 14- 9) 25 大崎電気
『プレーオフ進出に向け負けられない一戦は、湧永が逆転で制す!』
試合は、大崎電気3番小澤の3連続得点で幕をあけた。ミドルシュートで追いすがる湧永製薬は、前半10分過ぎまでに、大崎電気の連続警告を機に追いつき、5対5となる。そこから2度の7mスローを湧永製薬23番東長濱が決め、9対8と初めてリードするが、大崎電気は、20分過ぎに連続速攻、3番小澤のサイドシュート、19番猪妻の2本の7mスローなどで16対11と逆転した。28分過ぎに退場者が出た大崎に、湧永は17番古家の連取で追いすがり、前半を16対13の3点ビハインドで終えた。
後半、一人少ない大崎電気は、GKの1番浦和が再三の好セーブで、湧永の得点を抑えるが、セットプレーでのミスが目立ち、11分過ぎには19対20と湧永製薬に逆転を許した。ここからプレーオフの枠をめぐる両チームの必死の攻防が始まった。大崎電気は11番横地のポストシュートで得点を重ね、湧永製薬は2番谷村のカットインで対抗し、25分過ぎに、25対25の同点となる。ここから大崎電気は、交代したGKの22番吉田が必死の好セーブを繰り返し、湧永製薬の攻撃を防ぐが、27分過ぎに大崎に退場者が出て、それにともなう7mスローを湧永製薬の23番東長濱が冷静に決め勝ち越した。さらに、14番武藤のポストシュートが決まり、27対25で湧永製薬が熱戦を制した。
トヨタ紡織九州 37 (18-14, 19-13) 27 豊田合成
『トヨタ紡織九州、前半苦戦するも、豊田合成に圧勝!』
前半たちあがり、トヨタ紡織九州No.20藤山のゴールで幕をあける。序盤は点のとりあいとなり、トヨタ紡織九州No.7呉のミドルシュート、豊田合成No.13今村の速攻などで加点。お互い譲らず前半は18-14、トヨタ紡織九州4点リードで折り返す。
後半はスピード感あふれるトヨタ紡織九州がNo.4村上(直)No.6村上(秀)の速攻で徐々に差を広げる。豊田合成も最後まであきらめずに積極的に攻撃をしかけるが、トヨタ紡織九州の堅いディフェンスにはばまれ得点ができなかった。トヨタ紡織九州は、今年の初戦を白星で飾った。
琉球コラソン 27 (13- 9, 14- 9) 18 北陸電力
『琉球コラソン、ホームで初勝利!』
北陸電力のスローオフで試合が始まった。琉球コラソンは高い3・2・1ディフェンスでプレッシャーをかけるが、北陸電力は13番山原の速攻、4番落合の得点などで3連取し、ゲームの主導権を握る。コラソンも23番水野のパスから19番内山のポストシュートなどで反撃するが、北陸電力16番丸山の好セーブやシュートミスでなかなかリズムに乗ることができない。そのあいだに北陸電力は、4番落合の力強いポストプレーなどで着実に得点を重ねていく。その後、互いにミスなどでこう着状態が続くが、琉球コラソンは途中交代で入った9番東の7mスローからリズムが生まれ、激しいディフェンスから23番水野の速攻や、21番高田のカットインなどで得点を重ね、前半を13-9で折り返す。
後半、リズムに乗った琉球コラソンは、21番高田、23番水野の得点で主導権を握る。北陸電力も2番高橋のサイドシュートや、4番落合のポストシュートなどで応戦するが、20分には21-14となり、ここで北陸電力がタイムアウト。立て直しを図りたい北陸電力だったが、勢いに乗った琉球コラソンを止めることができず、琉球コラソンが、今シーズン、ホームで初勝利を挙げた。
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