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第34回日本リーグ
2009-2010 Season
試合結果
JHL戦況報告 第18週
第1日・2010/02/06(土)
第2日・2010/02/07(日)
◆ 女 子 ◆
広島メイプルレッズ 19 (11- 9, 8- 7) 16 三重バイオレットアイリス
『メイプルレッズ、4位へ前進!』
両チームともプレーオフ進出は逃しているが、4位を争う大事な一戦となった。試合序盤、メイプルは1-2-3ディフェンス用い、積極的に足を動かし三重の攻撃をしのぐ。三重もねばり強く、メイプルの攻撃にくらいついていき、試合はロースコアの守り合いの様相を呈した。前半中盤、メイプルの速いパス回しから全員が積極的にゴールに向かう攻撃に三重が徐々に耐えられなくなり、点差が広がり始める。メイプルが主導権を握るかにみえたが、終盤には失速、シュートを次々と三重GK毛利にはじき返され、追い上げを許し、11-9のメイプルリードで前半を折り返した。
後半に入り、攻撃が噛み合わず、ちぐはぐな攻めを繰り返すメイプルレッズは、後半6分58秒まで無得点。その間に三重も1点しか挙げることができず、両者にとって苦しい展開となった。その後も両者決め手がなく、試合は終盤へ。終盤、メイプルはGK堂面の好守や三重のミスに乗じて得点を重ね、試合残り8分でこの試合最大の5点差とした。三重の最後の粘りも、5点差を跳ね返すには至らず、なんとかメイプルレッズが逃げ切った。
オムロン 33 (21- 3, 12- 9) 12 HC名古屋
『オムロン、HC名古屋に快勝、10勝目!』
HC名古屋のスローオフで始まったこの試合先制したのはオムロン。17番東濱の強烈なロングシュートがゴールネットを揺らす。その後も2番城内、3番高田らの速攻サイドシュートで次々に加点。オムロンがゲームの主導権を握る。6-0となったところでHC名古屋がタイムアウトをとりゲームの流れを変えようとするが、オムロンの勢いは止められず、オムロンの一方的な展開となる。前半21-3とオムロンが18点差をつける。
後半になってもオムロンが前半の勢いそのままにゲームを支配する。8番石立、4番巻らのシュートが次々に決まる。HC名古屋も、点差はついても懸命なプレーで粘り強く戦うが、最後までオムロンの堅守を崩すことができなかった。終盤、オムロンは若手でメンバーを編成したが、ややもたつく場面がみられ、若手の成長という点で課題がみられた。最終的に33-12の大差でオムロンが勝利した。
◆ 女 子 ◆
北國銀行 31 (13-17, 18- 7) 24 ソニーセミコンダクタ九州
『上位対決は、北國銀行がソニーに逆転で快勝!』
立ち上がり30秒、ソニーは2番郭の個人技と9番高栖のゴールで好調なスタートを切る。北國も2分、5番宮前が速攻からのサイドシュートで反撃を開始し、4分に9番横嶋の速攻で同点に追いつき、6分には、4番上町のスカイプレーで逆転に成功する。しかしソニーも2番郭を中心にすぐに同点に追いつき、両チームとも早いパスワークで非常にスピーディな試合を展開する。20分過ぎ、ソニーはGK中島の好セーブからの速攻と2番郭のリードで12-7とぬけ出す。その後、北國がタイムアウトによりリズムを取り戻そうとしたが、両チームとも決め手を欠き、17-13でソニーがリードして前半を終了した。
後半出だし、北國は10番野路の好リードから連取し、6分には18-18の同点に追いつく。その後、両チームGKの好セーブもあり一進一退の展開となったが、北國GK田代の再三にわたる好セーブから速攻に持ち込んだ北國が、14分23-20と抜け出す。その後も北國は、エース上町のロングシュート、カットインなど攻撃の手を緩めず、ディフェンスではソニー2番郭を厚く守り、ソニーに反撃を許さない。北國は15分以降も2点、3点を連取し、徐々に点差を広げていった。ソニーは、郭が厳しいマークにあった後、攻撃が単調になり反撃が出来ず、前半のリードを守れなかった。結局、北國銀行が31-24でソニーに逆転勝利をおさめた。
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