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第35回日本リーグ
2010-2011 Season
試合結果
JHL戦況報告 第3週
第1日・2010/09/18(土)
第2日・2010/09/19(日)
◆ 男 子 ◆
大崎電気 44 (18-12, 26-16) 28 琉球コラソン
『大崎電気、アグレッシブな速攻でコラソンを下し開幕3連勝!』
前半開始1分、キャプテン永島の速攻で大崎が先制し、続いて豊田、小澤、東長濱の連続得点で4-0と大崎がリードする。前半6分、琉球コラソンは、内山を投入し、水野裕矢のサイドシュートで2点目を挙げる。中盤は大崎が豊田、小澤を中心に加点し、14-9とリードする。コラソンもゴールキーパー石田の好守、栗崎の1対1からのミドルシュートで応戦し4点差までつめ寄る。一方大崎は、宮崎、小澤のシュートで差を6点に広げ、前半を終了する。
後半コラソンは栗崎が退場時間残り1分15秒のビハインドで始まる。大崎は猪妻の連続得点でペースをつかみ、10点差に広げ23-13。コラソンは池田、栗崎、高田の得点で食い下がるが、大崎のスピードある速攻を守れず、岩永、宮崎に得点されて差を縮められない。大崎はゴールキーパー吉田の安定した好守もあり、終始リードし、ホームゲームの初戦をものにした。
湧永製薬 29 (15-12, 14-16) 28 トヨタ車体
『湧永、地元開幕戦勝利、2勝目をあげる!』
開始早々、湧永製薬2番谷村のロングシュートで先制する。続いて湧永製薬23番東長濱が速攻、ミドルシュートと二連続得点し、3-0と勢いに乗る。4分、トヨタ車体22番門山がミドルシュートで1点目を決め、やっと雰囲気も変わる。その後トヨタ車体は攻撃のリズムが良くなり、10分過ぎより、カットインから高智、鶴谷、門山と連続得点し、13分には同点とする。しかし、湧永製薬は15分より相手の攻撃を読むディフェンスでトヨタ車体に得点をさせず、攻撃では5-1ディフェンスとなったトヨタ車体を早い流れの攻撃で得点を重ね、25分に5点リードする。トヨタ車体も22番門山のパスカットからのミドルシュートで得点するが、前半15-12湧永製薬3点リードで終了する。
後半、トヨタ車体が相手のミスを速攻につなげ、3分に同点とする。その後湧永製薬は9番佐藤のサイドシュート、23番東長濱のミドルシュート、トヨタ車体は4番佐々木のサイドシュート、13番富田のパスカットからのシュートと一進一退の攻防が続く。トヨタ車体は相手のミスを得点チャンスにつなげるが、ゴールキーパー志水の好セーブで得点を阻まれる。その後、湧永製薬は23番東長濱がミドルシュートで2連続得点し、追いすがるトヨタ車体を振り切り29-28で湧永製薬が逃げ切り2勝目をあげた。
トヨタ紡織九州 41 (23-13, 18-16) 29 豊田合成
『トヨタ紡織九州、地元開幕戦を快勝!』
トヨタ紡織九州のスローオフでゲームが始まった。トヨタ紡織九州は開始34秒に速いパスまわしから鈴木のサイドシュートが決まり先取点を取りゲームの流れをつかみ4分呉相民のミドル、5分に村上秀のサイドシュートで得点を重ねる。豊田合成も紡織の高い位置でのディフェンスに苦しみながらも13分には野田の7mスロー、14分に中村のシュートなどで反撃をみせるが、紡織の速い攻撃と高い位置でのディフェンスに押され前半を23-13で終了。
後半は豊田合成もねばり強いディフェンスをみせるが前半の流れのまま紡織の動きを止めれず41対29で紡織が勝利しました。
◆ 男 子 ◆
大同特殊鋼 26 (13- 8, 13-11) 19 北陸電力
『北陸電力、健闘するも大同特殊鋼に一歩及ばす!』
今大会3戦目をホームで迎えた北陸電力に勝利が期待された。序盤は両者パスミス等のミスが目立ち、ロースコア のまま試合が進んだ。しかし、大同特殊鋼の3連続得点を機に試合が動いた。大同特殊鋼ゴールキーパーNo.12高木の2本のファインセーブや早い速攻で得点を積み重ねていった。一方の北陸電力は、ゴールキーパーNo.21有江が大同特殊鋼エースNo.9武田のミドルシュートをファインセーブ、要所要所で大同特殊鋼No.4末松をマンツーマンディフェンスするなど簡単には得点を許さなかった。その後は、大同特殊鋼がゴールキーパーNo.12高木のスーパーセーブや逆速攻で主導権を握り、13対9で前半を終えた。
後半の立ち上がりは1人少ない状況で攻守する北陸電力が、攻められる展開からスタートした。その中で、北陸電力No.9落合がシュートを決めるなど得点を決めていった。その後、大同特殊鋼が4連続得点でペースを掴み、徐々に試合が大同特殊鋼に傾き始めた。19分には北陸電力エースNo.3神田にマンツーマンディフェンスにつくなど、大同特殊鋼は徹底した守りを見せた。さらに、大同特殊鋼エースNo.4末松のステップシュートやカットインシュートで得点を量産していった。北陸電力は、何とか流れを引き寄せようと、No.5桜井のミドルシュートや速攻の攻撃を見せたが、大同特殊鋼の勢いを止める事が出来ず、26対19で大同特殊鋼が勝利した。
◆ 女 子 ◆
ソニーセミコンダクタ九州 34 (18-10, 16-11) 21 HC名古屋
『ソニー、HC名古屋に大勝、2勝目をあげる!』
前半、立ち上がりより、ともに気迫あふれるプレーを展開し、一進一退の攻防が続いた。しかし、20分過ぎ、HC名古屋が退場者を出したのを機にソニーが一歩抜け出す。ソニーはそのまま勢いにのり、18対10と、8点リードして前半を終了する。
後半に入りHC名古屋も懸命に追いすがり、ミドルシュートやポストシュートで対抗するが、ソニーも着実に得点を上げ、34対20で勝利した。
北國銀行 23 (11-11, 12- 9) 20 オムロン
『終盤の攻防が勝敗を分ける! 北國がオムロンを破り全勝を守る!』
前半立ち上がり、好スタートを切ったのは北國銀行No.9横嶋のポストプレーなどで3点連取。しかしここからオムロンもペースをつかみ始め、13分過ぎに同点に追いつく。ここから一進一退の攻防が続き、11対11の同点で前半を終了する。
後半に入っても一点を争う攻防が続くが、北國は22分、17-18と1点差の場面でタイムアウトを取る。これをさかいに北國が5点を連取し逆転、一気に流れを引き寄せる。終盤オムロンも必死に追い上げを見せるが及ばず、3点差で北國が勝利をつかんだ。
広島メイプルレッズ 35 (18-15, 17-14) 29 三重バイオレットアイリス
『広島メイプルレッズ、地元で三重に快勝、2勝目をあげる!』
広島は三重を迎えての地元開幕戦。これまでの3戦で1勝1分1敗、オムロンとの引き分けなど、好調な立ち上がりを見せている。広島のスローオフで始まった一戦は、序盤堅さが目立つ両チーム、5分過ぎまで3-3とロースコアの立ち上がり、広島は復帰したNo.10呉を中心に、No.6植垣が打ち込み得点をあげるが、三重もエースNo.15伊藤が絶好調で10分まで6点中5点をあげる活躍を見せ、6-6互角の戦いを見せる。中盤に入って広島は速い展開から、サイドNo.5大前、No.10呉がカットインシュートで得点、相手ミスから速攻を決め、食い下がる三重から14-9と21分まで5点リードを奪う。三重もNo.3戎野を攻撃に参加させ、攻撃のリズムを変えようとするが、ゴールキーパーNo.1堂面の好セーブもあって、なかなか得点を詰められない。25分まで17-10、7点差のビハインドとなったが、残り5分で5点をあげる粘りをみせ、前半を18-15、広島の3点リードで折り返した。
後半出だし、三重のNo.15伊藤のロングが決まり、まずは2点差に、しかし広島もNo.10呉、No.5大前、No.6植垣の得点などで、引き離しにかかる。一進一退の攻防の中、広島は徐々に点差を広げ13分までに26-20と6点リードする。中盤を迎え、三重は広島のNo.10呉に対し、高めのデフェンスシフトを試み、打開を図るが、その隙間をカットインされ得点を許し、点差を詰めることができない。終盤も広島はゴールキーパーNo.1堂面のファインセーブで何とかしのぎきり、35-29で勝利した。
三重はNo.15伊藤が12得点を挙げる活躍を見せたが、広島の総合力に屈した。広島はエースNo.6植垣が9点をあげる活躍を見せた。
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