第37回日本リーグ
2012-2013 Season

試合結果

JHL戦況報告　第3週

第1日・2012/09/15(土)
 
第2日・2012/09/16(日)
 
第3日・2012/09/17(月)

　◆　男　子　◆

大崎電気　　　　34 (16-17, 18-12) 29　トヨタ紡織九州

  • 　『大崎電気、接戦を制し3連勝』
  • 　両チームとも攻守の切り換えが早く、警告が2枚ずつ、退場も1人ずつであり、双方連続得点もなく8分6対6であった。トヨタ紡織が8分すぎ、7番呉、3番西端の連続ゴールで、はじめて2点差となった。12分過ぎ、トヨタ紡織の5番松信の退場中に大崎が2連続得点を上げ逆転した。16分過ぎ、トヨタ紡織は19番鈴木の連続得点、2番中畠・20番藤山の得点により4連続得点を上げ、13対10とした。21分過ぎ、大崎は7番宮﨑を入れ流れを変えた。宮﨑の2連続得点を含む3得点などにより15対15となった。両チームとも互角であったが、終了近くにトヨタ紡織の20番藤山のゴールで17対16としトヨタ紡織リードで折り返した。
    　後半に入り、トヨタ紡織20番藤山、7番呉が得点をし、大崎も14番岩永、7番宮﨑のゴールなどで19対19となる。トヨタは5番松信、3番西端の退場があり、大崎19番猪妻、8番東長濱の7mスローが決まるなど連続得点でリードし23対21とした。しかしトヨタ紡織1番のGK松野の活躍もあり、17分で25対25となる。この後、トヨタ紡織の3番西端の3回目の退場による失格もあり、大崎は3連続得点を決め、終盤じわじわ差を広げた。このリードを守り、34対29で大崎が勝利した。

大同特殊鋼　　　41 (21-11, 20-11) 22　トヨタ自動車東日本

  • 　『大同今季初勝利、最後まで走り抜く !』
  • 　昨年の王者・大同特殊鋼と新規加入のトヨタ自動車東日本の一戦。大同は9番武田のサイドで先制、トヨタ自動車東日本も13番サイド桑名で応戦。大同は3-2-1、トヨタ自動車東日本は6-0のディフェンス体系からどちらも速い切り返しで攻撃を組み立てる。大同は序盤3番野村が積極的に打って出て、得点を重ねる。守りでもGK久保が好セーブを見せ、徐々に得点差を開き、13分までに11-4とする。中盤に入っても攻撃の手を緩めない大同は、積極的なディフェンスから速攻を仕掛け、さらに点差を広げ19分には15-5と10点差とする。トヨタ自動車東日本もGK関口が好セーブを見せ、後半10分を6-6のイーブンとし、前半21-11、大同の10点差リードで折り返した。
    　後半出だしは、両GKの好セーブで互角の立ち上がり。徐々に地力を発揮し始めた大同が、速攻から得点を挙げ、10分までに26-13とする。トヨタ自動車東日本は大同の連続退場のチャンスを活かせず、得点を縮めることができない。大同は15分には30点目を挙げ、得点差を14点に広げる。中盤に入っても両チーム守っては速攻、得点後のクイックスタートと息もつかせぬ展開を繰り広げ、点差を感じさせない試合となった。最終スコアは41-22、大同は今季初勝利をあげた。

トヨタ車体　　　29 (16- 8, 13-18) 26　湧永製薬

  • 　『湧永開幕3連勝ならず、車体に逃げ切り許す !』
  • 　開幕地元3連戦の湧永は、まず序盤の山場、トヨタ車体をホーム湧永満之記念体育館に迎えての1戦。出だしから気迫のこもった攻撃を展開する車体が、No.14光増の得点で先制。ノーマークからのシュートをことごとくGK甲斐にセーブされ湧永は5分まで無得点、0-3とリードを許す。車体はポストNo.13富田を軸に攻撃を組み立て得点を重ね6-2とリードを広げ、13分19秒湧永はここで1回目のタイムアウトを取る。再開後、No.17古家を投入し流れを変えたい湧永だが、車体のディフェンスを崩せず点差は縮まらない。焦る湧永に対して車体は、落ち着いて攻め、No.3石戸の連続得点でじりじりと差を広げ23分には12-5と7点差にする。その後も車体の優位は変わらず前半を8-16、湧永8点のビハインドで折り返した。
    　後半巻き返しを図りたい湧永は出だし、No.2谷村、No.17古家で2連取。気迫のこもったディフェンスから速攻も出るなど追い上げムードに。8分過ぎからはディフェンスシステムを4-2に変更し、さらに追い上げを狙う。車体も負けじと堅い守りからの速攻で応戦、No.15鶴谷らが走り込み、点差を保つ。15分まで23-15と車体がリード。しかしその後、10点差に開いたところで湧永が再びディフェンスを4-2に。そこから湧永は4連続得点を挙げるなど、一気に点差を詰め、27分過ぎには29-24と5点差に詰め寄る。しかし落ち着いてゲームを進めた車体が29-26で逃げ切った。　

　◆　女　子　◆

広島メイプルレッズ　30 (14-12, 16-14) 26　ソニーセミコンダクタ

  • 　『広島が走り勝つ！』
  • 　広島はNo.17新城のサイドシュートで先制すると、ソニーは地元小松市立高出身のNo.2山野がロングシュートで応酬。その後もNo.5田中のランニングシュートなどで得点を重ね、4分には5-2とリードする。No.7宋を厚く守られ攻めあぐむ広島だったが、No.15高山のポストシュートや速攻などで反撃し2度の4連取で22分には逆に12-8と4点差をつけた。その後はNo.2山野のロングなどでソニーが点差を縮め、14-12の広島2点リードで前半を終了。
    　後半に入ると、ソニーはNo.2山野のロングやNo.8儀間の速攻などで追いつく。広島はNo.7宋を守られたが裏を攻めてNo.17新城のポストやサイドで突き放しにかかる。11分No.5大前が警告となるも流れは変わらず、次々とパスカットから速攻をくり出し、16分には24-19とこの日最大の5点差をつける。この後はどちらかが速攻で得点してもすぐにクイックスタートで取り返すという展開が続き、最終スコア30-26で広島が4点差で逃げ切った。

オムロン　　　　22 (11-10, 11- 8) 18　北國銀行

  • 　『パワープレー時が明暗を分け、オムロン勝利！』
  • 　地元の大声援を背に、北國はNo.4上町の豪快なロングシュートで先制。対するオムロンはNo.13勝連のポストシュートを皮切りにNo.2澤田のサイドシュートなどで次々と加点し、16分には7-4とリードした。左腕がいない北國は、どうしてもNo.4上町に負担がかかるが、7mスローをはずしたところでベンチに下げる。一息ついた上町はロングシュートで3連取、ゲームを振り出しに戻した北國だったが、オムロンNo.13勝連の速攻にNo.10後藤が思わず手が出してしまい退場、オムロンはNo.7藤井が確実に7mスローを決め、1点リードで前半を終了した。　
    　後半開始が1人足りない北國は、No.7田邊のサイドシュートなどで追いすがるが、オムロンNo.22金の2度の退場機を活かせない。逆にオムロンは北國退場のスキに確実に点差を広げ、4点差で勝利をものにした。

三重バイオレットアイリス　23 (12- 5, 11-11) 16　ＨＣ名古屋

  • 　『大観衆の中、三重が今シーズン初勝利！』
  • 　スローオフ後、三重6番阿久田の得点ではじまり、一進一退の攻防で8分過ぎまで3対3。その後、三重は1番GKの浅井の7mスローの阻止、17番小稲、19番万谷で連続得点するが、ＨＣ名古屋も13番山内で得点し5対4とする。15分過ぎ、三重6番の阿久田の得点後、三重12番GKの毛利の好守や5番大山、8番石坂らの6連続得点で11対4と一気にリードにする。その後両チームは1点ずつを決め、前半を12対5で折り返した。
    　後半、三重1番GKの浅井のセーブ、HC名古屋のディフェンスでの頑張りにより、ゲームは締まった展開になった。後半より出場した三重11番の石川のロングシュート、ミドルシュートが決まった。また、地元出身のHC名古屋2番池田が得点をあげ、会場が大変盛り上がった。後半のスコアは、両チームの特色が出て11対11の同点であった。結局前半の連続得点が大きく勝敗を分けた。

　◆　男　子　◆

北陸電力　　　　33 (15-10, 18-15) 25　琉球コラソン

  • 　『地元福井での開幕戦、琉球を撃破し勝利！』
  • 　今季初勝利を地元開幕戦でもぎ取りたい北陸電力。対する琉球コラソンは今季1勝1敗で今回の勝利で波に乗りたい。試合は、北陸電力のスローオフで始まった。開始直後に琉球の1・2・3ディフェンスをかわし、北陸電力5番桜井が　カットインで先制。琉球コラソンは6番東長濱や5番村山のミドルシュートで流れを変えようとするが、北陸電力の華麗なワン・ツープレイや速攻の得点で追いつく事ができない。エース6番東長濱がブラインドシュートなど多彩な攻撃で攻めるが決めきれない。開始22分琉球コラソン21番連の退場を機に、北陸電力17番赤塚のミドルシュートで突き放しにかかる。前半終了2分前、北陸電力のミスから、6番東長濱や5番村山の速攻で追加点をあげるが、15対10で北陸電力がリードを守りきった。
    　後半立ち上がりは、琉球コラソンがディフェンスラインを上げ、プレスをかける。また、エース6番東長濱がカットインやブラインドシュートを立て続けに決めるなど点差を縮める。後半7分琉球コラソン5番村山の退場を機に北陸電力が猛攻をかけるも、琉球コラソンは一人少ない中で素晴らしいディフェンスを見せ簡単には得点を許さない。中盤は、両者とも退場者多く出す展開となるたが、互いに一歩も譲らない。後半20分、24対22北陸電力リードで、琉球コラソンがタイムアウトを求し、流れを引き寄せる。しかし、北陸電力15番宮下や8番杉山、5番桜井のシュートを止める事ができず、点差が広がる。後半26分、琉球コラソンは最後のタイムアウトを請求し、最後の戦いに備えるも、北陸電力の勢いは止める事はできず、33対25で北陸電力が勝利した。

　◆　男　子　◆

トヨタ紡織九州　32 (18-10, 14-18) 28　北陸電力

  • 　『北電2連勝ならず ! 紡織が初勝利 !』
  • 　前日に2年ぶり、歴史的勝利を収め勢いに乗る北陸電力と、前季北陸電力に負けなしのトヨタ紡織九州の1戦。試合は北陸のスローオフで始まった。立ち上がりは、北電にミスがあり、紡織19番鈴木の先制点が決まった。しかし、すかさず北電5番桜井がカットインプレイで得点を返した。その後、北電は紡織の2-4ディフェンスや取られたらすぐ取り返す速攻に
    　よって苦しめられる展開となった。そこで北電は流れを変えようと、前半14分タイムアウトを要求。北電3番神田の体を張ったディフェンスや5番桜井のポストに切り込むシュートで点差を縮めようと努力するが、紡織20番藤山のカットインやランニングシュート、22番石黒のポストシュートが立て続けに決まりなかなか追いつけない。後半27分紡織はさらに点差をつけようとタイムアウトを要求する。後半29分、紡織10番海道が退場するも、22番石黒がダメ押しの得点をあげる。前半は終始紡織が優勢のまま18対10で折り返した。
    　後半は紡織が1人少ない状況からのスタートとなった。なんとしても点差を縮めたい北電だが、紡織7番呉のステップシュートや19番鈴木のループシュートが決まり点差は10点に広がった。しかし後半7分から5番桜井、4番切越、17番赤塚の活躍によってようやく北電に流れが向き始めた。しかし、北電10番小川と19番佐々木が続けて退場してしまう。北電は人数
    　が少ない中、紡織の猛攻を防ぎつつ、攻めのフォーメーションをダブルポストにして得点を量産し、点差を4点にまで縮める。だが、後半18分北電9番落合の一発失格を機に、紡織が点差を6点に広げる。そこからは、互いに粘りの攻防が続く。北電は3番神田のミドルシュートなどにより点差を4点まで縮めるも、追い上げもむなしく、32対28で紡織が熱戦を制した。

豊田合成　　　　20 (12-12, 8- 8) 20　琉球コラソン

  • 　『残り3分間の激しい攻防も決着つかず、引き分けでタイムアップ』
  • 　前半序盤、ポジションチェンジからNo.9中島のカットインなどで得点を重ねる豊田合成。一方、琉球コラソンはNo.19ポストの内山にボールを集めて攻撃を組み立て、9分を過ぎ4-4と互角の攻防が続く。ここから先に一歩抜けだしたのは豊田合成、10分過ぎからこの日初となる3連続得点で7-5とリードし、試合の主導権をつかみにかかる。しかし、琉球コラソンも慌てることなく対応、バックプレーヤーとポストのコンビネーションで何度となく追いつくと、流れを豊田合成に渡さない。合成がリードし、コラソンが追いつく展開は前半終了まで続き12-12。互いに譲らず同点で後半をむかえることになった。
    　後半は立場が一転、コラソンがリードし、合成が追いかける試合展開。しかし8分を過ぎ15-15、引き続き同点。互いにセットオフェンスを攻めあぐね、両チーム我慢の時間帯が続く。合成No.4野田のスカイプレー、コラソンNo.22GK石田の好セーブなど、互いに見せ場をつくるも、25分を過ぎ20-20、なお同点。勝負のラスト5分、どちらに転んでもおかしくない試合。両チーム共に得点を奪えないまま残り2分20-20。ラスト1分、合成は何度もノーマークシュートのチャンスをつかむも、コラソンNo.22GK石田がゴールを死守、結局勝利をつかむ1点はどちらも入らずタイムアップ。最後の最後まで目がはなせない試合は、20-20の引き分けで幕をとじた。

湧永製薬　　　　43 (22-14, 21-12) 26　トヨタ自動車東日本

  • 　『湧永が力強さを発揮 !』
  • 　立ち上がり湧永11番樋口の7mスローで先制点を奪った湧永が好スタートを切る。対するトヨタ自動車東日本も18番上野のミドルなと得点を重ね、一進一退の攻防が続く。10分過ぎからペースを握ったのは湧永。今井のポスト、新の速攻などでリードを広げ17分過ぎには14対7のダブルスコアに。ここでトヨタ自動車東日本はたまらずタイムアウト。しかし流れは変わらず前半を22-14湧永リードで折り返した。
    　後半早々、湧永17番古家がリーグ通算500得点を達成。湧永はその後も連続得点をあげペースを握る。後半から投入された若手の5番成田、7番東江も次々と得点をあげてリードを広げる。何とか活路を見い出したいトヨタ自動車東日本も、切れのある17番崎前のカットインなどで得点するが、湧永はメンバーを交代しながらも最後まで攻撃を緩めず、43対26で快勝した。

トヨタ車体　　　36 (19-14, 17-10) 24　大同特殊鋼

  • 　『好調トヨタ車体が開幕3連勝』
  • 　試合開始早々、大同は2番棚原のステップシュート、13番加藤の速攻などで連続得点。流れを掴むかに見えた。しかし、トヨタ車体はGK甲斐の好守から10番木切倉の技ありシュートや20番渡部の速攻などで4連続得点。12分には7-6と逆にリードを奪う。波にのるトヨタ車体は5番高智の目の覚めるようなシュートや3番石戸のカットインなどでじわじわと差を広げ前半を19-14で折り返す。
    　後半に入りさらにリードを広げたいトヨタ車体は3連続得点で差を広げるが、退場者を出す間に大同につめ寄られる展開が続く。大同はGK久保が再三のノーマークシュートを止めるなどして粘りを見せるが、22分には着実に得点を重ねるトヨタ車体が31-21と10点まで差を広げた。結局36-24で好調トヨタ車体が開幕3連勝を飾った。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　26 (11-14, 15-11) 25　ソニーセミコンダクタ

  • 　『終始続くシーソーゲームを北國銀行が制す』
  • 　前年度プレーオフ2位の北國銀行と、3位のソニーセミコンダクタとの試合。両チームとも1勝1敗でなんとしてもチームを勢いづけたい。好戦が期待できる一戦は北國のスローオフで試合が始まった。先制は北國17番八十島のサイドシュートが決まった。速攻からのスピードある攻撃の北國に対し、速いパス回しで応戦するソニー。前半6分の時点で4-3北國リード。両者一歩も譲らない。前半11分、ソニー17番錦織の本日4点目の得点でこの試合初めてリードする。その後も得点を重ね、前半16分5-8とソニーのリード。前半20分、北國はソニーのオフェンスのミスからの攻撃、9番横嶋の得点で8-8同点に追いつく。シーソーゲームが続き、流れを呼び込みたいソニーは23分34秒タイムアウトを要求。それが功を奏し、ソニーは7mスローを確実に決め、残り時間4分10-12でソニーがリード。結局その後もソニーがリードを守り、11-14で前半を折り返した。
    　後半開始早々、7mスローのチャンスを北國11番翁長が決め12-14とするも、ソニーも着実に得点を決め応戦。前半同様、シーソーゲームの予感。ソニーは6分に退場者を出す。同点に追いつきたい北國だが、ソニー16番GK南の好セーブに阻まれ追いつく事ができない。しかし後半11分、とうとう両チーム同点となる。後半14分、ソニー10番川﨑の2分間退場を機に流れが変わると思われたが、北國はなかなか逆転することができない。しかしソニーはミスが続き、18分北國のエース4番上町のブラインドシュートでついに逆転に成功する。北國は4番上町の連続得点で24-22とし本日初めて2点リードするも、ソニーも粘り、残り7分で24-24の同点。息をのむ展開が続いたが、一歩抜け出したのは北國。7mスローのチャンスを4番上町が確実に決め、残り2分で1点リード。結局、北國12番GK田代の好セーブもありそのまま試合終了。北國銀行が1点リードを守り辛勝した。

オムロン　　　　33 (18- 9, 15- 7) 16　ＨＣ名古屋

  • 　『オムロン無傷の3連勝、名古屋を圧倒』
  • 　No.13山内をトップにおく5-1ディフェンスの名古屋に対し、オムロンはNo.17東濱、No.2澤田がスペースをつくカットインで得点する。名古屋はNo.4福井のミドル、No.13山内の速攻で応戦するも、オムロンNo.7藤井が連続得点をあげ名古屋の追い上げをゆるさない。10分、名古屋はディフェンスを4-2ディフェンスとし、積極的にプレスをかけボールを奪うも、オフェンスがかみ合わず、逆に連続速攻を許してしまい、たまらずタイムアウトを取る。タイムアウトあけ、ダブルポストにし打開をはかる名古屋は、No.4福井、No.7細田のミドルが決まるも、オムロンNo.7藤井が前半だけで6得点と存在感を示し、名古屋を突き放しにかかり、前半を18-9と大量リードで終える。
    　後半に入ってもオムロン優勢は変わらず、ベンチの黄ヘッドコーチの「走れ」の指示に、スピードにのった速攻で得点を重ねつつ、セットオフェンスになるとNo.7藤井がきっかけをつくり、No.14前田のサイド、No.9吉田のポストと的を絞らせない攻撃を繰り広げる。オムロンディフェンスに苦しみながらも名古屋は、No.8阪本、No.10上野のポストで得点するも、昨季女王の前に敗れる。オムロンが無傷の3連勝と、女王としての貫禄を見せつけた。

広島メイプルレッズ　38 (21-10, 17- 7) 17　三重バイオレットアイリス

  • 　『メイプルレッズ順当勝ち』
  • 　JHL3週目メイプルレッズはホームにて三重を迎えてのゲーム。立ち上がり、No.17新城、No.15高山の連続得点などで5対0とリードする。ここで、三重がたまらずタイムアウトを要求。落着きを取戻し、No.10飯田、No.17小稲の得点などで、8分には5対4と1点差に追い上げる。しかし、メイプルレッズも、堅守からの速攻、多彩なセットオフェンスなどで21対10とメイプルレッズがリードして前半を終える。
    　後半に入っても流れは変わらず。No.18加藤の日本リーグ初得点などもあり、38対17で、ホームのメイプルレッズが完勝した。

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