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第38回日本リーグ
2013-2014 Season
試合結果
JHL戦況報告 第1週
第1日・2013/08/31(土)
◆ 女 子 ◆
北國銀行 28 (13- 7, 15-10) 17 三重バイオレットアイリス
『開幕試合の明暗、若返った北國銀行に軍配』
今季メンバーが大きく若返った北國銀行は立ち上がり、三重バイオレットアイリスに7mスローで先制点をゆるしたが、姉妹の横嶋かおる、横嶋彩の連続4得点でエンジンがかかり始めた。ディフェンスも、GK寺田の好守から得点を重ね、15分までに8対2とリードを広げた。その後一進一退の展開となり、前半を13対7北國銀行リードで終えた。
後半の立ち上がりも横嶋姉妹の得点などで、10分迄に21対9と着実にリードを広げた。中盤以降、北國銀行はメンバーを入れ替えてのぞむが、交代した選手がリズムに乗れず、その間に三重バイオレットアイリスは早船を中心に組織立った攻撃を見せた。しかし、北國銀行のディフェンスを崩し切れず、終始劣勢な展開となった。
広島メイプルレッズ 26 (10-10, 16-12) 22 ソニーセミコンダクタ
『メイプル接戦を制し、開幕戦を飾る』
開幕戦ホームゲームのメイプルレッズのスローオフで試合開始。メイプルはオフェンスチャンスをすべて速攻で攻める。怪我から復帰した高山がポストプレーを決め、メイプル優勢で試合が進んだ。しかし、その後流れをつかめずシュートミスや連携ミスから、ソニーが速攻で押し切り連取し、14分過ぎに逆転した。ここでメイプルがタイムアウトを取った。点差は拮抗しながら試合はすすみ前半終了間際、メイプル田口の好セーブ、ヘリムの連取で逆転した。その後、ソニーのリスタートで大前が退場をする。ソニーは、この退場で得た7mスローを決めて同点で前半を終えた。
メイプルレッズは5人スタートの後半開始。ソニーは1人多いチャンスを確実に決め11-10。5分過ぎには2点差が開き、ソニーの得点チャンスでメイプル田口が好セーブ。そのまま速攻で押し上げ、増田が高身長を活かしたロングシュートを決め同点とし、その後も2連取した。その後は差を広げられず、苦しい展開ながらも流れはメイプルにあるように見えた。21分過ぎにメイプル増田が強気に押し込み22-19。試合終了5分前に田口の好セーブが光り流れに拍車をかけ26-22でメイプルが開幕戦白星スタートとなった。
オムロン 24 (13- 3, 11- 4) 7 HC名古屋
『オムロン大差でリーグ初戦を飾る !』
台風15号の接近で足元が心配される中での開幕戦であったが、多くの観客を集めスタートを切った。立ち上がりお互い堅さが見られミスが連続したが開始3分すぎにやっとオムロンが松本のサイドシュートで先制。リズムに乗って行くかに見えたオムロンであったがHC名古屋の5-1ディフェンスを崩し切れず15分までに4-2のロースコアの展開になった。HC名古屋のトップディフェンスの金塚の豊富な運動量でパスのリズムを乱され攻めきれずにいたオムロンであったが、ディフェンスが前に出た後ろのスペースをポストの№11永田が巧く使い始めると徐々に点差が開き前半13-3の10点リードで折り返した。
後半に入りHC名古屋は一人退場の場面から始まる苦しい展開であったが福井のカットインで得点。その後もサイドのスペースを巧くついた攻撃やカットイン等でシュートの局面まではもって行くが、オムロンGK藤間の好守に阻まれてなかなか得点を上げることができない。その間、オムロンは速攻やカットインなどで8連続得点を上げるなどして点差を大きく広げ、若手選手もどんどん投入し一方的なゲーム展開となった。それでもHC名古屋は懸命のプレーを続け終盤に池田や高橋が得点を上げるなど最後まで粘り強いプレーが見られ開幕戦に相応しいゲームであった。
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