第38回日本リーグ
2013-2014 Season

試合結果

JHL戦況報告　第6週

第1日・2013/10/12(土)
 
第2日・2013/10/13(日)

　◆　女　子　◆

飛騨高山ブラックブルズ岐阜　21 ( 8- 9, 13- 9) 18　ＨＣ名古屋

  • 　『飛騨高山ブラックブルズ岐阜、リーグ戦初勝利』
  • 　今季リーグ戦初勝利を懸けた両チームの戦い。この試合に勝利して、流れを変えていきたいところ。まず試合の流れをつかんだのは、HC名古屋。1-2-3ディフェンスがよく機能し、堅いディフェンスから速攻でリードを奪った。飛騨高山は名古屋の高いディフェンスにパスがつながらず、攻撃が単調になってしまい、シュートミスが目立ち始めた。対する名古屋は、粘り強く1点ずつ積み重ねていき、リードを広げた。ここで飛騨高山はタイムアウトを要求し流れを変えようと試みる。その後、シュートが淡白になってしまった名古屋に対し、飛騨高山が追い上げを見せ、前半を9-8の名古屋1点リードで折り返した。
    　後半3分とうとう飛騨高山が同点に追いつくが、名古屋もなかなか逆転は許さない。粘る名古屋であったが、9分にとうとう飛騨高山の逆転を許した。出足の鋭いディフェンスをしていた名古屋だったが、しだいに1対1の突破を許すようになり、飛騨高山が3点リードしたところで名古屋がたまらずタイムアウト。しかし流れを引き戻すことは出来ず18-21で飛騨高山がリーグ戦初勝利を飾った。

オムロン　　　　24 (15- 9, 9- 8) 17　三重バイオレットアイリス

  • 　『オムロン、前半に突き放し開幕５連勝』
  • 　立ち上がり、三重がオムロンのミスに乗じてリード奪う。3点差となった6分オムロンは早々とタイムアウトを要求し立て直しを図る。タイムアウト後、持ち前の堅いディフェンスが戻ってきたオムロンが6点を連取し、あっという間に逆転に成功した。ここで三重がタイムアウトをとって流れを食い止めようとした。しかし、試合の主導権はオムロン。リードを保ちながら優位に試合を進め15-9オムロンリードで前半を折り返した。
    　後半に入ると三重も粘りを見せ、互角の勝負を展開する。中盤、再三の好セーブを見せる三重のGK毛利の頑張りに、フィールド陣は応えたいところだが、両チーム共にイージーミスが連発して得点につなげられない。この展開に先にオムロンがタイムアウトを要求して事態の打開を図りたいところであったが状況は変わらず、最後は前半の得点差がものを言い、オムロンが24-17で勝利を収めた。

北國銀行　　　　33 (15-10, 18-12) 22　広島メイプルレッズ

  • 　『北國銀行、メイプルを退け無傷の５連勝 !』
  • 　前節、オムロンと激戦に惜敗した地元メイプルと国体を制し、勢いに乗る北國銀行の一戦。出だしから激しい攻防を繰り広げる両チーム。GKの好セーブもあり、6分まで3-2とロースコアながら締まったゲームとなった。先行する北國に対して、林の好セーブからの速攻などで11分には逆転したメイプル。北國も攻撃陣を入れ替えリズムを取り戻し、19分過ぎには再び逆転、一気に4連取し10-7とした。追撃したいメイプルだが、GK寺田の好セーブにあいなかなか点差を詰めれない。河田に要所で決められ27分過ぎには14-9と5点差に。前半は北國がそのまま5点差をキープし15-10で折り返した。
    　後半に入って、攻撃で粘りの出てきたが、不用意な退場も相次いだメイプルに対して北國は6分までに20-13とリードを広げる。主導権を握った北國は中盤に入ってもペースを維持し、7点差のままゲームを優位に進め16分過ぎに24-17とする。メイプルは攻撃に糸口がつかめないまま終盤に。北國の攻撃を防ぎきれず、じりじり点差を広げられ、万事休す。33-22の大差をつけられ2敗目を喫した。
    　

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　35 (19- 7, 16- 9) 16　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『危なげない試合運びで北國銀行６連勝！』
  • 　飛騨高山の5番池之端の先取点により試合が始まった。お互いにミスが続き思うように試合を進めることができずにいたが、北國銀行は8分過ぎに河田のシュートをかわきりに4連続得点で試合の流れをつかんだ。飛騨高山は北國銀行の高いディフェンスに攻撃が単発になってしまい、シュートミスが目立ち始めた。それに対し北國銀行は、着実なディフェンスから速攻を繰り返すことでリードを広げた。飛騨高山は長時間得点することができなかったが、23過ぎに友野のロングシュートが決まり流れを取り戻すと思われたが、前半を19-7北國銀行12点リードで折り返した。
    　後半の立ち上がり10分間は飛騨高山が粘りを見せ、リードを広げられることはなくついていったが、疲れが見え始めた飛騨高山に対し北國銀行は、速攻や1対1からの突破などで突き放し35-16で北國銀行が勝利した。

オムロン　　　　25 (13-13, 12-12) 25　ソニーセミコンダクタ

  • 　『オムロン５点差を追いつきドロー』
  • 　オムロン藤井の得点をかわきりに両チーム点の取り合いで試合が始まった。オムロンに流れが傾き6-3となった11分過ぎにソニー、7-6とソニーが流れを取り戻した所でオムロンと両チーム早い時間帯でタイムアウトをとった。そこから両チームの激しい攻防を繰り広げられる。26分過ぎにソニー田中がカットインを決め今試合初めてリードをしたが、13-13で前半を終えた。
    　後半開始に2連続得点しオムロンペースになると思われたが、ソニー藤井の得点をかわきりに3連続得点し逆転に成功した。ソニーは退場者が出てもオムロンの攻撃を抑えて4連続得点などで一時はリードを5点差まで広げた。残り10分にオムロン東濱の得点を皮切りにオムロンの動きにキレが戻り、ディフェンスでリズムを作り速攻で得点を重ねる、最後は25-25の引き分けとなった。
    　

広島メイプルレッズ　28 (17-12, 11- 8) 20　三重バイオレットアイリス

  • 　『メイプル連敗阻止、三重に完勝 !』
  • 　開始早々メイプル宋の得点により試合が展開された。メイプルはセットオフェンスで得点を積み上げるが、三重はチャンスはあるもののメイプルGK田口のナイスセーブやポストに嫌われてなかなか思ったように得点をあげることができない。6-2となったところで三重がタイムアウトをとり、流れを引き戻すことが出来た。中盤に入り、メイプルの1-5ディフェンスが機能しだし、そこから速攻につなげ点差を広げるが、その後に連続して退場者を出し、苦しい時間帯も続いたが、宋の連続得点などにより前半を17-12で終えた。
    　後半はメイプル高山のポストシュートをかわきりに序盤から7連続得点し後半10分間を完全に支配した。三重はメイプルの堅守や田口のセーブにより得点をあげることができなかったが、石川の得点からオフェンスが機能し反撃を始めるが、最後は28-20でメイプルが勝利した。
    　

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