第39回日本リーグ

2014-2015 Season

試合結果

JHL戦況報告　第4週

第1日・2014/11/15(土)

　◆　男　子　◆

トヨタ自動車東日本　33 (20-15, 13-18) 33　トヨタ紡織九州

　『トヨタ自動車東日本、ホーム初戦を飾れず』
　ホーム初戦を迎えた東日本だったが、試合開始３分３０秒に、紡織の速攻のパスカットを狙った東日本ＧＫ１２番関口が、相手選手と激突し失格となった。この影響で、一時は４－７とリードされたが、４番山田と１０番玉井のクロスプレーからの得点や個人技で徐々にリズムを取り戻し、ＧＫ１番永瀬の好セーブもあり、２０－１５と東日本５点リードで前半を折り返した。
　紡織は後半、２番中畠の連続ゴールなどで追い上げにかかり、東日本が退場を繰り返す間に７連続得点するなどで一気に逆転に成功する。しかし東日本も１０番玉井、１５番野間のシュートで応戦し、残り１分３０秒で１点リードする。このまま東日本が守り切るかに思われた２９分５８秒に、紡織２番中畠にミドルシュートを決められ、３３－３３の同点で試合が終了した。

大崎電気　　　　38 (20-11, 18-12) 23　北陸電力

　『大崎圧勝、宮﨑大輔の通算800得点に華を添える』
　スタートから高い壁を築いてディフェンスを固める大崎に対し、北電は攻撃の糸口をつかめず、得点を重ねることができない。堅守から速攻を連発する大崎は次第にリードをひろげ、一方的にゲームを支配。26分には7番宮﨑が通算800得点を記録。その後も2得点をあげた宮﨑や、コートを縦横無尽に走った大崎が大量リードをして、前半終了。
　後半に入り、ペースを変えたい北電だったが、展開を変えるに至らず、大崎が38-23と突き放してタイムアップとなった。

大同特殊鋼　　　28 (17-16, 11-12) 28　湧永製薬

　『実力拮抗の好ゲーム』
　湧永のスローオフで試合開始。湧永２番谷村のロング、１５番今井のポストでスタートするが、大同も１１番平子のサイド、４番藤江の速攻でリードを許さない。その後も一進一退の攻防が続くが、10分過ぎから大同が４番藤江、３番野村、１１番平子、５番石橋の得点で13-8と突き放す。だが湧永も意地を見せ、９番佐藤、１７番子安、１１番樋口の活躍で前半を17-16の大同1点リードで折り返す。
　後半に入ると、湧永が速攻で反撃開始。大同も負けじと１０番岸川のロング、３番野村のスカイで流れを渡さず、16分20-20の同点とする。ここから大同が１５番山城の連取で22-20とし、流れをつかむかに見えたが、湧永も１９番新名のサイド、９番佐藤のミドルで食い下がる。終盤まで息詰まる展開が続いたが終了間際、大同が速攻でノーマークを作るが、湧永GK１番志水がセーブ、28-28の引分けに終わった。

トヨタ車体　　　33 (15-11, 18- 9) 20　豊田合成

　『後半に躍動したトヨタ車体』
　このところ好調の車体３番石戸のミドルでゲームが動く。８分までに６－２となったところで合成がタイムアウト。態勢を立て直して２０番出村、２１番小塩の得点で食らいつくが、２０分から車体のクイックスタートや速攻が効果的に決まり、２５分には車体が６点リードする。終盤、合成は２０番出村、２２番中野の連続得点で追い上げ、１５－１１でトヨタ車体が４点リードで折り返す。
　後半に入り、合成の不正入場の反則で退場者が出ている間に連続得点、７分過ぎには１０点にリードを広げることに成功。合成も２１番小塩、９番中島の得点で追いかけるが差を詰めることはできず、途中出場した選手もそれぞれ持ち味を発揮した車体が、３３－２０と大量リードで勝利した。

　◆　女　子　◆

飛騨高山ブラックブルズ岐阜　30 (16- 5, 14- 6) 11　ＨＣ名古屋

　『高山が堅い守りで勝利を掴む』
　名古屋のスローオフで試合開始。高山５番池之端、１７番金の連続得点でスタートダッシュに成功する。名古屋も１３番山田のミドル、９番藤田の速攻で反撃するが、高山のディフェンスを崩すことができない。その間に高山は、金を中心に得点を重ね前半は１６－５と高山がリードして終える。
　後半に入っても流れは変わらず、高山は堅い守りからリードを広げる展開に。対する名古屋は、１０番上野、３番伊藤のサイドシュート、７番細田の７ｍスローで反撃するが点差は縮まらず、高山が３０－１１で勝利した。

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