第40回日本リーグ
2015-2016 Season

試合結果

JHL戦況報告　第8週

第1日・2016/01/23(土)
 
第2日・2016/01/24(日)

　◆　男　子　◆

大崎電気　　　　37 (17-10, 20-13) 23　北陸電力

  • 　『大崎　速攻爆発で今季5勝目』
  • 　大崎のスローオフで試合開始。8番東長濱の目の覚めるようなステップシュートでゲームが動く。両チームの持ち味が生かされ、北電は細かいパスワークからサイドシュート、７ｍスローで得点を重ねると、大崎は北電の意表を突くプレーで攻撃の先読みをさせない。18分、大崎14番岩永の連続パスカットからの速攻をきっかけに、3番小澤のサイドや6番豊田のスカイプレーで引き離し、前半を17-10で折り返す。
    　後半も、大崎の勢いは止まらず、11番馬場3番小澤の連続速攻で得点を重ねる。北電はタイムアウトを取り体勢を立て直すと、2番筒井、23番成田の速攻で持ち直すも、大崎は北電にシュートを誘うような守りを展開し、相手のミスを確実に速攻に繋げ、粘る北電を突き放し37-23で大崎が勝利した。日本代表に多くの選手を派遣しているが、大崎のスタイルは変わらず勝ちに繋げることができた。

トヨタ紡織九州　30 (13-13, 17-14) 27　豊田合成

  • 　『紡織　ホームで勝利し3連勝！』
  • 　紡織のスローオフで試合が始まる。先制は紡織2番中畠のミドルが決まる。その後、8番荒川、3番田中やルーキーの7番津山も得点し、リードを広げるが、合成ＧＫ1番藤戸のファインセーブ、4番野田、21番小塩の得点で追い上げ、14番樋口の７ｍスローで同点に追いつき、前半は13-13の同点で終える。
    　後半も紡織が先行する展開になるが、合成は13分から23番橋本の得点や、紡織のミスや2分間退場のチャンスをものにして、13番今村のシュートでまた同点に追いつく。それでも紡織は、地元の応援を背に11番栗崎、20番八巻の得点、ＧＫ12番岩下のセーブでリードを広げ、30-27で試合終了、紡織が3連勝を飾った。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　30 (17- 7, 13-10) 17　ソニーセミコンダクタ

  • 　『北國　貫録の勝利』
  • 　前半開始直後から、北國は4番角南のカットインで2連取し試合がスタート。ソニーは鈴木のサイドシュートで得点するも、そこから北國は堅守からの速攻や13番横嶋（彩）のカットイン、5番塩田のミドルシュートなどで得点を重ね、15分には11-2とリードを広げる。タイムアウトを申請したソニーは、4番本多、5番田中、15番安倍のミドルシュートなどで追いすがるが北國GK1番寺田のファインセーブにあい、前半を17-7と北國リードで終える。
    　後半立ち上がり、ソニーは18番藤井、11番諸岡、15番安倍の得点などで追撃するが、北國のスピードあるオフェンスを止めることができず、後半16分には23-13と10点差がつき、ソニーがタイムアウトを申請。しかし、北國の勢いをとめることができず,、30-17で北國が勝利した。また、この試合で北國13番　横嶋彩選手が200得点を記録した。
    　
    　

オムロン　　　　29 (17- 4, 12- 4) 8　ＨＣ名古屋

  • 　『オムロン　攻守に勢い』
  • 　前半開始早々、オムロンは堅い守りからの速攻やサイドシュートなど、スピード感あふれるオフェンスを展開し5分間で5連続得点。たまらず名古屋はタイムアウトを申請し、流れを切ろうとしたが、オムロンの勢いは止まらず、8番松尾、13番勝連、2番澤田のスピードあるプレイで8-0とする。名古屋も10番上野の速攻や14番高宮のサイドシュートで応戦するが、オムロン4番吉田のミドル、カットインを止めることが出来ず、17-4とオムロンリードで前半を折り返した。
    　後半も、オムロンはオフェンスの手を緩めず、4番吉田、8番松尾のミドルシュート、9番永田のポストシュートで点差を広げ、後半20分で25-8とする。名古屋はGK12番瀧澤のファインセーブから速攻で勢いに乗ろうとするが、オムロンのディフェンスに阻まれ流れをつかむことが出来ず、29-8でオムロンが完勝した。
    　

飛騨高山ブラックブルズ岐阜　19 (10- 9, 9- 8) 17　広島メイプルレッズ

  • 　『飛騨高山　価値ある勝利』
  • 　前半、飛騨高山は17番金のシュートで先制すると、メイプルは4番木田のシュートで応戦する。その後もメイプルは4番木田、17番加須屋のカットインで得点を重ねる。対する飛騨高山は、17番金、ＧＫ18番田口のファインセーブで両者一歩も譲らず試合は進み、23分、24分にメイプルの2分間退場の間に、飛騨高山は17番金、23番友野のカットインなどで逆転に成功し、9-10で前半を折り返した。
    　後半も両者譲らない激しい攻防が続く。メイプルは17番加須屋のミドル、ＧＫ1番毛利のファインセーブを見せ、飛騨高山は17番金のミドル、18番田口のファインセーブと目が離せない一進一退の展開になる。18分に飛騨高山が2連続得点で3点差にし、メイプルを17番加須屋のミドルシュートなどで応戦するが、飛騨高山18番GK田口の好セーブとスカイプレーを決められ流れを引き戻すことができず、17-19でブラックブルズが接戦を制した。
    　

　◆　女　子　◆

オムロン　　　　20 (12- 9, 8- 7) 16　三重バイオレットアイリス

  • 　『オムロン　接戦を制し4連勝』
  • 　オムロンのスローオフ直後、4番吉田のミドルで先制した後、相手のミスに乗じて13番勝連の速攻などで一気に4-0とし、リードを広げるにかかる。対する三重は、タイムアウトを請求し立て直しを図るが、オムロンのディフェンスを崩すことはできず、逆にオムロンの多彩な攻撃により徐々に点差が広がり、18分には10-5とオムロンがリードする展開。23分過ぎからはオムロンが好守に精彩を欠き、三重21番池原のサイド、20番原、19番万谷らの4連続得点で追い上げたが、12-9とオムロン3点リードで前半が終了。
    　後半立ち上がり、三重は6番近藤のサイド、11番角南のポストで11-12と1点差まで追い上げるが、オムロンは慌てることなく4番吉田のロングなどで対抗し、3点差をめぐる一進一退の試合展開が終盤まで続いたが、オムロンリードのまま20-16の4点差でオムロンが4連勝した。三重を引き離そうとするオムロンと、必死に食らいつく三重の最後まで集中したプレーが光った試合だった。

北國銀行　　　　25 (13- 8, 12- 3) 11　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『北國銀行　開幕5連勝！』
  • 　北國は開始直後の攻撃で、4番角南のミドルで先制。飛騨高山は、クイックスタートで得点チャンスを伺えば、北國はディフェンスからの速攻を見せるなど、両チームともスピードを生かした一進一退の攻防が続く。10分過ぎから北國のディフェンスを攻めあぐねた飛騨高山にミスが出ると、それを北國が見逃さず5番塩田、6番石野らで4連続得点を挙げリードを広げる。タイムアウトを申請し、流れを引き戻したい飛騨高山は、ＧＫ18番田口の好セーブ、粘り強いオフェンスから11番柴田、23番友野で得点し流れを引き寄せようとしたが、ＧＫ18番田口も参加した最後の攻撃で、8番松本が放ったシュートを北國ＧＫ1番寺田に阻止され、そのまま寺田が無人の飛騨高山ゴールにシュートし、13-8と5点北國がリードして前半終了。
    　後半も、7分までは互角の展開だったが、そこから北國のディフェンスが飛騨高山に得点を許さず、北國9番横嶋かおる、14番河田、13番横嶋彩らで7連続得点。飛騨高山は28分までの20分間で得点することができず、ディフェンス力で勝る北國が25-11で開幕5連勝を飾った。

広島メイプルレッズ　39 (21- 7, 18-10) 17　ＨＣ名古屋

  • 　『メイプル　地元で快勝！』
  • 　メイプルはスローオフ後の攻撃で、17番加須屋のカットインが７ｍスローになり、そのまま加須屋が決め先制。ディフェンスからの速攻も徹底しており、5分過ぎに4-0と好スタートを切った。名古屋は早めにタイムアウトを取り、立て直しにかかるがメイプルの勢いは止まらず、ディフェンスからの速攻などで15分過ぎには10-2となる。たまらず名古屋が2回目のタイムアウトを取るが、状況は変えられず前半が終了。
    　21-7の14点リードで余裕のあるメイプルは、後半も勢いそのままに点差を広げる。7分にはメイプルがタイムアウトを取り、メンバーを入れ替える。その中には現役復帰した18番大前の姿もあった。メンバー入れ替え後、しばらくはメイプルの連携ミスから名古屋が速攻で得点を重ねるも、大きく開いた点差が重くのしかかる。メイプルは試合の中で攻守のバランスを調節し、得点を積み重ねて39-17で快勝した。

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