第41回日本リーグ
2016-2017 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第3週

第1日・2016/09/22(木)
 
第2日・2016/09/24(土)
 
第3日・2016/09/25(日)

　◆　男　子　◆

トヨタ自動車東日本　31 (15-11, 16-10) 21　北陸電力

  • 　『トヨタ東日本がホームで今季初勝利を飾る』
  • 　トヨタ東日本が堅い守りから相手もミスを誘い、№4山田のカットインや№9吉田のサイドシュートなどで得点を重ねた。北陸電力も7人攻撃でゴールを決めると徐々に流れをつかみ、№3藤坂の連続ゴールなどで追い上げ、前半はトヨタ東日本が4点リードで折り返した。
    　トヨタ東日本№4山田の速攻や№8松本のサイドシュート、北陸電力№17新谷のミドルなどで一進一退の攻防が続いたが、トヨタ東日本の№12GK関口のこの試合2点目のシュートや№6川端の連続ゴールなどで4連取し試合を決めた。

大同特殊鋼　　　28 ( 9-13, 19-12) 25　豊田合成

  • 　『大同特殊鋼がホームで大逆転』
  • 　試合開始4分、豊田合成20番出村、21番小塩のシュートにより2点リードでゲームがスタートする。順調に得点を重ねる豊田合成に対して、大同特殊鋼は3番野村、4番藤江の得点で応戦するも、点数がのびずタイムアウトを要求。その後も豊田合成の勢いは止まらず、13-9の豊田合成優勢で折り返す。
    　後半開始30秒、豊田合成4番野田のスカイプレーで14-9の5点差に広げる。しかしここから大同特殊鋼の速攻による追い上げが始まる。6分には大同特殊鋼11番平子、20番東江による連続得点で同点に追いつく。互いのGKの好セーブもあったが、25分大同特殊鋼の3連続得点により引き離し、25-28で大同特殊鋼が勝利した。

大崎電気　　　　24 (14-11, 10- 8) 19　トヨタ紡織九州

  • 　『前半のリードをキープした大崎電気の勝利』
  • 　試合開始直後、速攻からのポストパスなどで大崎電気が3点連取。その後、両チーム点を取り合うが、17分過ぎ、大崎電気小澤のサイドシュートで10対5と大崎電気5点リード。しかし、トヨタ紡織九州はキーパー岩下の好セーブで流れをつかみ11対11と追いつく。大崎電気は残り3分で3点を連取し、前半を大崎電気3点リードで折り返す。
    　後半の序盤は、両チーム点の取り合いとなるが、徐々に大崎電気がリードを広げ、10分経過時点で22対18の大崎電気4点リード。終盤、トヨタ紡織九州も食い下がるが、残り5分から2連取した大崎電気が5点差で勝利した。

琉球コラソン　　34 (19- 7, 15-16) 23　湧永製薬

  • 　『琉球コラソン、ホーム開幕戦勝利で飾り、3連勝 ! ! 』
  • 　湧永製薬のスローオフで前半開始。先制したのは琉球コラソン。石川の速攻やチャオのミドルシュートなどで4連続得点。前半10分で9-1と8点を追いかける湧永製薬。タイムアウトを請求し、戦術を再確認するが、琉球コラソンの堅い守りを崩すことができない。琉球コラソン石川の連続得点やGK田村の好セーブにより流れは琉球コラソンのまま19-7と12点リードで前半を折り返す。
    　後半に入り、湧永製薬も小賀野、谷村の連続得点、琉球コラソンもチャオのミドルシュートで立ちあがりは、一進一退の攻防が続く。琉球コラソンに退場が出はじめて湧永製薬も巻き返しをはかるが、そこに立ちはだかるのが琉球コラソン石川やチャオ。一度も湧永製薬にリードを許さず、34-23でホーム開幕戦勝利を飾った。
    　

　◆　女　子　◆

三重バイオレットアイリス　21 ( 9- 9, 12- 7) 16　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『後半　三重バイオレットが引き離す』
  • 　試合開始より両チームともミスが多く、またGKの好守もあり、得点を積み重ねることができない。前半を9-9の同点で終える。
    　後半、積極的に動き始めたディフェンスとGK山根の好セーブにより、三重バイオレットがリードをうばう。ブラックブルズもタイムアウトをとり、リズムを変えようとするが5点差で終了した。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　24 (13- 5, 11-10) 15　広島メイプルレッズ

  • 　『苦しい戦いが続く広島メイプルは3敗、ソニーSCは2勝目』
  • 　前節ようやく白星を挙げた両チーム。2勝目をかけたゲームは、出だしはお互いセット中心に手の内を探る展開で10分まで4-3とソニーSCが僅差のリード。中盤、高さを生かしたソニーSCのディフェンスを攻めあぐむ広島メイプルに対して、安倍のミドル、速攻等で着実に得点を重ねるソニーSCは19分まで9-4とリードを広げた。その後も広島メイプルは苦しい攻めが続き13-5の8点差でソニーSCリードで折り返した。
    　後半出だしは互角の立ち上がり、10分まで後半3-3。広島メイプルは粘り強く攻守を行うが、退場者が相次ぎ、リズムに乗れない。徐々に差を広げられ15分過ぎには20-10と10点差に残り10分を切ってもソニーSCの優位は変わらず、広島メイプルは粘りを見せるものの、高さとパワーでソニーSCに押し切られた試合となった。最終スコアは15-24でソニーSCが勝利した。
    　

北國銀行　　　　26 (13-10, 13-10) 20　オムロン

  • 　『後半リードをひろげ北國銀行』
  • 　序盤は両チーム点数の取り合いの展開。中盤、オムロンは堅いディフェンスからの速攻などで3点リードとするも、北國銀行セットプレーで1点差に迫る。オムロンに退場者がでると北國銀行は同点に追いつく。終盤、ディフェンスにリズムが出てきた北國銀行はセットプレーで加点。北國銀行の3点リードで前半終了。
    　後半開始直後、北國銀行が加点。4点リード。オムロンにディフェンスのリズムが出てくると開始11分同点に追いつき、仕切り直し。中盤、北國銀行がパスでオムロンのディフェンスを崩し、点差を広げる。この後、北國銀行はこのリードをキープ。26対20で3勝目をあげた。この試合で北國銀行河田が通算200得点達成。
    　

　◆　男　子　◆

大崎電気　　　　28 (15- 8, 13-13) 21　大同特殊鋼

  • 　『大崎電気が堅守速攻で宿敵　大同特殊鋼に勝利』
  • 　前半、大崎電気は№8東長濱、№24信太の得点、さらには№12GK木村の再三にわたる好セーブでリードを保つ。10分過ぎには№15夏山を投入し、さらにディフェンスを固め始める。しかし大同特殊鋼も№6加藤、№4藤江の得点で追いすがる。それでも大崎電気は№7宮崎、№10小室の速攻などで徐々にペースをつかみ、15-8で折り返す。
    　後半、大同特殊鋼は№22朴を中心に攻撃のリズムを作りたい。しかし、大崎電気は集中したディフェンスと№25元木、№14岩永の速攻等で開始5分までに10点差をつける。大同特殊鋼も№11平子の速攻、№22朴のポストプレー、№20東江のミドルなどで食らいつくが、大崎電気の堅守速攻の流れは崩れず、大崎電気がホームでの初勝利を収めた。

湧永製薬　　　　25 (16- 8, 9-16) 24　トヨタ自動車東日本

  • 　『湧永製薬地元で接戦を制し、初勝利』
  • 　地元で迎える第4戦目、初勝利を挙げたい湧永製薬は8番小賀野のミドルシュートで先制する。序盤、ハンドリングにミスの目立つトヨタ東日本は湧永製薬ディフェンスを崩すことが出来ず、開始8：30で6-1と5点のリードを許し、たまらずタイムアウト。その後は素早い展開を得点の糸口とするも、湧永製薬12番伊藤の好セーブで点差を広げ、湧永製薬が16－8の8点リードで前半を折り返した。
    　追いつきたいトヨタ東日本は、オフェンスでは立ち上がりから素早い左右の展開で湧永製薬ディフェンスを翻弄、またディフェンスでは豊富な運動量で相手のミスを誘発し、後半16分で3点差まで差を縮める。その後も、湧永製薬は退場者が相次ぎ、後半21分には逆転を許したが、12番伊藤の好セーブと5番成田が勝負所でのシュートを決め、終了1分前になんとか逆転し、一点差で勝利した。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　30 (16- 4, 14-11) 15　ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング

  • 　『北國銀行が無敗の4勝目』
  • 　前半立ち上がり北國銀行3番鰍場のサイドシュートで先制。序盤はお互い一進一退の攻防で、10分4対4の同点。そこから北國銀行はGK1番寺田の堅守と安定したディフェンスからの速攻、3番鰍場のサイドシュート、4番角南のロングシュートやカットインで、12連取し、前半を終える。
    　後半も北國銀行が13番横嶋のパスワークからのセットプレー、堅いディフェンスからの速攻で点差を広げる。ソニーSCも66番ダイバのロングシュート、17番錦織のポストシュートや速攻で食い下がるが、30対15で北國銀行が勝利する。この試合で北國銀行17番八十島が通算300得点達成。

　◆　男　子　◆

豊田合成　　　　27 (13- 8, 14-11) 19　トヨタ紡織九州

  • 　『両チームの堅い守り』
  • 　前半立ち上がり、両チームとも相手の堅いディフェンスをなかなか崩せない。豊田合成21番小塩が得点を決める。それを皮切りに豊田合成が4点連続で点を決める。トヨタ紡織九州はクイックスタートやキーパーを交代し、流れをつかもうとするもつかめない。点を重ねた豊田合成が13対8とリードし、前半を終えた。
    　後半、立て直したいトヨタ紡織九州。しかし、得点を決めたのは豊田合成23番橋本。後半も前半と同様に両チーム互いのディフェンスを崩すことができない。途中豊田合成は連続得点もあり、着実にリードを広げていく。その後も豊田合成の優位は変わらず、27-19で試合終了となる。

トヨタ車体　　　37 (17-14, 20-15) 29　琉球コラソン

  • 　『キーパーの好セーブ』
  • 　前半、両チームのGKの好セーブが目立つ。琉球コラソンはポストを使った攻めで果敢にゴールを狙う。それに対して、トヨタ車体は、クロスを中心に数的優位な状況をつくり、琉球コラソンのディフェンスを攻める。トヨタ車体は序盤につくり出した3点リードを守り17-14で前半を終える。
    　後半に入り、21-17までの間はシーソーゲームとなり、両チーム1歩も譲らず。琉球コラソンの5番村山が退場となり、その間にトヨタ車体は連続得点を決める。流れをトヨタ車体がつかんだかと思われたが、琉球コラソンがディフェンスシステムを変え流れをつかませない。トヨタ車体の得点が重なり、37-29でゲームが終わる。

　◆　女　子　◆

オムロン　　　　17 (12- 5, 5-11) 16　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『オムロン、ブラックブルズの猛追をかわし、1点差で勝利』
  • 　前半、№2澤田の2連取でスタートしたオムロンに対し、ブラックブルズもすぐさま反撃。№17金の7mスローから4連続得点に成功すると、10分を過ぎ、4-2とリードする。ここでオムロンは1回目のタイムアウト。その後、落着きを取り戻したオムロンはブラックブルズのセットオフェンスをおさえこむと一気に逆転、前半を12-5の7点リードで折り返した。
    　後半、ブラックブルズは立ち上りの4連取でペースをつかむと、リズムよい展開からポスト、サイドで次々と得点を重ねる。さらに№18GK田口の好守も加わると17分15-14とついにオムロンを逆転する。ラスト10分、追う立場となったオムロンは№8松尾の7mスロー2本を含む3連取で17-15と逆転。そのまま逃げ切り17-16で勝利した。

三重バイオレットアイリス　23 (11-10, 12- 9) 19　ＨＣ名古屋

  • 　『三重バイオレット、HC名古屋を退け、4勝目をあげる』
  • 　前半三重バイオレットが№19万谷、№9角南の連敗でスタートした試合。対するHC名古屋は№9高宮、№10水谷で得点を重ね、10分を過ぎ4-4の同点。ここから三重バイオレットは№21池原のサイドシュートなどで3連続得点をあげ、HC名古屋を引き離しにかかる。しかし、HC名古屋も№5笠原のロングなどで、負けじと4連取で反撃。その後は一進一退の攻防。前半は三重バイオレットが1点リードで折り返した。
    　後半序盤、ミスが続くHC名古屋に対して、三重バイオレットは連続得点で、14-10とリードを広げる。ここでHC名古屋は№5笠原がスカイを決め、三重バイオレットの連続得点を断ち切るも、三重バイオレットに傾いた流れは変わらず。その後、№1GK山根の好守もあり、16分を過ぎ20-13と三重バイオレットがリードする。終盤HC名古屋も追撃をはかるが、タイムアップ。三重バイオレットが逃げ切り4勝目をあげた。

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