第41回日本リーグ2016-2017 Season
試合結果
RESULTS
JHL戦況報告 第7週
第1日・2016/10/26(水)
第2日・2016/10/29(土)
第3日・2016/10/30(日)
◆ 男 子 ◆
豊田合成 27 ( 9-10, 18-12) 22 北陸電力
- 『豊田合成が辛勝』
- 前半序盤は、豊田合成が23番橋本にボールを集め得点を重ねる。対する北陸電力は、3番藤坂、11番池上のミドルで応酬。その後も、豊田合成は確実にボールを回し、揺さぶりながらピボットを使った攻撃で加点していく。しかし、北陸電力も豊田合成のミスを確実に速攻につなげ、一進一退の攻防が続く。両者一歩も譲らないまま北陸電力1点リードで前半を折り返す。
後半、北陸電力はアグレッシブなディフェンスから速攻につなげ、少しずつリードを広げようとする。勢いづく北陸電力に対し、豊田合成は7人攻撃の奇策に出る。しかし、これがことごとく失敗し、北陸電力がさらに勢いづく。豊田合成はミスを立て直し、7番武田のミドルなどにより、北陸電力の猛攻を退け、逆転に成功する。そのまま地力に勝った豊田合成が勝利を飾る。
◆ 男 子 ◆
トヨタ自動車東日本 31 (16- 9, 15-11) 20 トヨタ紡織九州
- 『地元選手吉田の活躍などでトヨタ東日本が快勝』
- 前半、立ち上がりトヨタ東日本が№10玉井のミドルなどで3連取したが、その後は一進一退の攻防が続いた。トヨタ紡織九州は退場者が出たところで6人攻撃を仕掛けるが、№8松本のパスカットから№4山田が無人のゴールにシュートを決め、トヨタ東日本が一気に流れを引き寄せた。
後半もトヨタ東日本が3連取でリズムをつかみ、№2濱口のミドルなどで10分過ぎには24対11と大きくリードした。トヨタ紡織九州も№4上田の速攻などで追いすがるも、トヨタ東日本のディフェンスの堅守と№12GK関口の好セーブで連続失点を3度に抑え、トヨタ東日本が快勝した。
大同特殊鋼 28 (16- 9, 12- 9) 18 北陸電力
- 『大同特殊鋼が北陸電力を退け、圧勝』
- 前半序盤は、北陸電力の高いディフェンスに対して、大同特殊鋼が確実にボールを回し得点を重ね、優位に試合を進める。北陸電力3番藤坂、7番須坂のミドルをきっかけに、大同特殊鋼の固いディフェンスを崩そうとするが、なかなか攻略の糸口をつかめない。そのまま大同特殊鋼が7点リードで前半を折り返す。
後半、点差を縮めたい北陸電力は、3番藤坂の速攻や、7番須坂のミドルで奮起するが、大同特殊鋼の連携した固いディフェンスと20番エース東江を中心とした多彩な攻撃により、苦しい試合展開が続く。大同特殊鋼が、北陸電力を寄せ付けないまま、リードを保ち圧勝した。
トヨタ車体 29 (15-13, 14-11) 24 湧永製薬
- 『トヨタ車体、粘る湧永製薬を振り切り1敗を守る』
- 前半トヨタ車体は、開始早々2番笠原のミドルシュートで先制し、5分には4-1とリード。しかし湧永製薬も7番東江の速攻6番野村のサイドシュートなどで反撃、15分には8-7と逆転に成功した。しかしトヨタ車体はタイムアウトで立て直しを図り、18分から4点を連続ゲットするなど再逆転し、15-13の2点リードで折り返した。
後半に入っても互いに点を取り合う一進一退の接戦となったが、トヨタ車体は10分すぎから7番藤本の2本の速攻などで4点を連取してリードを広げ、19番新名、23番福田らで追い上げる湧永製薬を振り切って、1敗を守った。
◆ 女 子 ◆
広島メイプルレッズ 17 ( 7- 8, 10- 8) 16 オムロン
- 『拮抗する攻防、広島メイプルが粘り勝つ!』
- 前半戦は両チーム共に流れを掴むことができず、一進一退の攻防が続く。17分が経過した時点で5-5の同点であったが、オムロンはタイムアウトの後、№4吉田のロングや№8松尾のミドルで2点リードする。しかし広島メイプルも№12板野のファインセーブや№5眞継のカットインで対抗し、8-7の1点差で折り返す。
後半、立ち上がりは前半同様、両チーム得点を決めきれないが、17分広島メイプルはタイムアウト後、果敢にシュートを狙う積極的なオフェンスで流れを掴み、26分、15-16で広島メイプルが逆転する。そのまま逃げ切り、16-17で広島メイプルが勝利を決めた。
HC名古屋 20 (12- 9, 8- 8) 17 飛騨高山ブラックブルズ岐阜
- 『前半のリードを保ち、HC名古屋がホームで勝利!』
- 前半、立ち上がり互いに攻めきれぬまま一進一退の攻防が続くが、12分HC名古屋はGK戸塚のファインセーブからの速攻で得点を重ねて流れを掴む。ブラックブルズはタイムアウトで立て直し、中盤以降速攻で巻き返しを狙うが、HC名古屋優勢のまま前半終了間際、№4福井のロングシュートで3点リードを決めて折り返した。(福井200得点達成)
後半もHC名古屋の優勢が続いた。後半10分、HC名古屋のミスからブラックブルズは速攻で点差を縮め、16分には同点に追いつくが、HC名古屋№11安齋や№9高宮のカットインで突き放し、ゲームは20-17でHC名古屋が勝利を飾った。
三重バイオレットアイリス 24 (12-10, 12- 8) 18 ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング
- 『三重バイオレット、ライバル対決を制し5勝目をあげる』
- プレーオフ進出のためには、どちらも負けられないライバル同士の対戦は3分2-2、10分5-5と1点を争う接戦となったが、三重バイオレットは12分から15番多田、10番河嶋、9番角南で3点を連続ゲットしてペースをつかみ、その後点を取り合うも、12-10の2点差で前半を終了。
後半に入り、2連続失点で一度は同点に追いつかれた三重バイオレットだが、その後6番近藤、21番池原で3連続得点してリズムを取り戻し、17分20-15とリードを広げ、11番諸岡、15番安倍らで食い下がるソニーSCを振り切って大きな1勝をあげた。
◆ 男 子 ◆
大崎電気 26 ( 8-13, 18- 8) 21 琉球コラソン
- 『コラソン、王者大崎に肉薄するも勝利ならず』
- 前半、開始から琉球コラソンがサイド、ポスト等で4点連取。その後もGK田村の好セーブでペースを握る。その後もアグレッシブなディフェンスから得点を重ね、20分過ぎには12-5とリード。その後大崎電気25番元木の得点等で追いすがるが、大崎電気の終盤の反撃をしのいだ琉球コラソンが13-8でリードし、前半終了。
後半は序盤から大崎電気ペースでゲームは進む。琉球コラソンもGKの好セーブで何とかしのぐが、大崎電気7番宮﨑の連続得点等で15分過ぎ、ついに同点に追いつく。琉球コラソンも必死の反撃を試みるが、大崎電気の厚い守りに阻まれ失速する。その後着実に得点を重ねた大崎電気が26-21で逆転勝利を収めた。
◆ 女 子 ◆
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング 21 (13-11, 8- 8) 19 飛騨高山ブラックブルズ岐阜
- 『金選手200得点達成!』
- 前半序盤は一進一退の攻防が続く。中盤ソニーSC8番鈴木の退場、2番山野の退場で流れはブラックブルズに。しかしソニーSCはGKを出し6人で攻撃するなど相手のミスを誘い速功で得点を重ねる。ブラックブルズは5番池之端の献身的なポストプレーで対応し11-13で折り返した。
後半、ブラックブルズは6番比嘉美咲紀を導入。サイドシュート、ポストシュートなど中盤に得点を重ね1点差まで追いつく。一方ソニーSCは立体ディフェンスで対応。最後まで気が抜けない展開であったが、残り1分17番錦織新のスカイプレーで2点差となりリードを保った。
北國銀行 29 (16- 6, 13- 7) 13 三重バイオレットアイリス
- 『北國銀行 開幕8連勝!!!』
- 前半序盤は17番八十島のゴールで先制した北國銀行が堅い守りから速攻を展開し、ゲームの主導権を握る。13番横嶋、14番河田のロングシュートも決まり、点差を広げる。一方の三重バイオレットは前半9分過ぎのタイムから24番細江を投入。これが機能し、北國銀行の得点が一時止まるが北國銀行はGK寺田の好セーブ、堅守からの速攻で得点を重ね、前半を10点差でリードした。
後半開始すぐに、2番田邊の速攻で得点を取った北國銀行。三重バイオレットはその後、退場者を2名出す苦しい展開となるが、GK山根の再三にわたる好セーブで北國銀行に得点を許さず、粘り強く守りを固める。しかし、4番角南のミドルシュート、14番河田のシュートで得点を重ねた北國銀行がリードを守り、16点差で勝利した。
広島メイプルレッズ 28 (16- 7, 12- 9) 16 HC名古屋
- 『広島メイプルの猛攻止まず、2連勝!』
- 前半序盤から両チーム共に果敢に攻め続け、点を取り合う展開が続く。中盤広島メイプルが速攻で3連続得点を決め流れを掴むとその勢いは止まらず、終盤更に№15高山のカットインシュートを中心に5連続得点の追い討ちをかける。HC名古屋は2度のタイムアウトで立て直しをはかるがミスが続き、16-7で折り返した。
後半序盤、HC名古屋のセットディフェンスが機能し始めるが、ミスからの逆速攻で広島メイプルの得点を許してしまう。中盤以降は互いに点を取り合う展開となったが、広島メイプルがゲームの主導権を握ったままリードを保ち、28-16で勝利を決めた。