第42回日本リーグ
2017-2018 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第1週

第1日・2017/08/26(土)
 
第2日・2017/08/27(日)

　◆　男　子　◆

大崎電気　　　　30 (14- 8, 16-16) 24　湧永製薬

  • 　『昨シーズン王者大崎電気、冷静な状況判断光り、3連覇へ好発進』
  • 　前半、大崎電気は3番小澤の速攻で先制。両ウィングの切りからダブルポスト24番信太、25番元木、8番東長濱らがミドルを狙う。湧永製薬は5番成田を中心にカットイン、サイドシュートで得点。7番東江が積極的にゴールを狙う。22分過ぎに湧永製薬の2分間退場から、大崎電気が差を広げる。湧永製薬は6人攻撃にミスが出て、GK12番木村の直接ゴールを許すなど痛い失点。
    　後半、湧永製薬はディフェンスを1-5に変更。大崎電気は攻撃、シュートにミスが出て、序盤湧永製薬に勢いを与えてしまう。しかし、大崎電気は25番元木のサイドシュート、24番信太、14番岩永のアウトカットインで湧永製薬ディフェンスを崩す。湧永製薬はタイムアウト後、ポストへもパスが通り出し追い上げを見せるが、冷静な攻撃を展開した大崎電気が終盤まで有利にゲームを進めた。

トヨタ車体　　　27 (14-14, 13-13) 27　トヨタ紡織九州

  • 　『開幕ダッシュを狙う両者が激突!』
  • 　開幕戦に意気込み十分の両者の対戦はトヨタ車体14番玉城の得点で始まる。しかし直後にトヨタ車体は退場者を出し、その機にトヨタ紡織九州が5連続得点に成功し、一気にトヨタ車体を突き放す。その後、トヨタ車体は粘りを見せ、同点で前半を終了。　　　　　　　　
    　後半に入ってもトヨタ紡織九州の勢いはおさまらず、またも5連続得点でトヨタ車体突き放しにかかる。懸命に追撃を試みるトヨタ車体であったが、点差を詰められないまま終盤を迎える。後半23分にトヨタ車体が18番藤本の得点で2点差まで詰め寄ると、ここでトヨタ車体応援団が一気にヒートアップ。その声援を受け、勢いに乗ったトヨタ車体は同点とする。しかしここで無情のタイムアップ。両者とも譲れぬ開幕戦は痛み分けとなった。

豊田合成　　　　30 (11-13, 19-16) 29　北陸電力

  • 　『ホーム豊田合成が逆転白星スタート』
  • 　前半、立ち上がり、北陸電力は堅いディフェンスから4本連続の速攻で4-0とリード。豊田合成はタイムアウトを取って反撃をはかり、新加入の9番趙、21番小塩の得点で追いかけるが、北陸電力も11番池上のミドルシュートがよく決まり、15分過ぎまで4点差のまま。その後、豊田合成は速攻の連続得点によって20分過ぎに9-9の同点に一旦追いつくが、好調の11番池上の得点などで2点ビハインドで折り返す。
    　後半、豊田合成はセンターに14番樋口、GKに1番藤戸を入れ攻守のリズムの立て直しをはかる。14番樋口は9番趙の良さを引き出し、1番藤戸が要所で好セーブを見せる。豊田合成は連続速攻や9番趙の得点で12分過ぎに同点、18分過ぎに2点リードと自分たちのリズムをつかんだ。粘る北陸電力の追い上げを1点差でかわし、見事ホームでの開幕戦を白星で飾った。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　33 (17- 4, 16- 7) 11　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『北國銀行4連覇に向けて好スタート!』
  • 　前半、北國銀行スローオフでスタート、開始早々、北國銀行4番角南のミドルシュートで2連続得点で勢い付く。サイドポストと多彩な攻撃で加点して行く一方、ブラックブルズは北國銀行の高い壁に阻まれ単発シュートが多く得点に結びつかない。北國銀行はペースを落とすことなく点差を広げ前半を折り返した。
    　序盤から安定した攻防を展開する北國銀行に対しブラックブルズはメンバーを多く入れ替えて臨むが苦戦は続く。後半、連続得点で粘りを見せるも最後まで北國銀行の優位は変わらず開幕戦は圧勝に終わった。
    　

ＨＣ名古屋　　　24 (10- 9, 14-10) 19　大阪ラヴィッツ

  • 　『HC名古屋が開幕戦を勝利で飾る』
  • 　ホームで開幕戦を迎えるHC名古屋が、新規参入の大阪ラヴィッツを迎え撃つ。立ち上がりは両者探り合いの展開がつづき、開幕戦最初の得点は大阪ラヴィッツ11番石田。その後は一進一退の攻防が続き、10-9とHC名古屋のリードで前半を終了。
    　後半に入ると大阪ラヴィッツ7番永塚らの3連続得点で大阪が逆転に成功。ここでHC名古屋が踏ん張り、またも互角の展開が続く。後半7分過ぎに大阪が退場者を出すと、その機に乗じたHC名古屋が引き離しに掛かる。HC名古屋が3点リードとした後は、再逆転を許さず開幕戦を勝利で飾った。

広島メイプルレッズ　28 (16-13, 12-13) 26　三重バイオレットアイリス

  • 　『広島メイプル地元開幕戦を勝利で飾る ! 』
  • 　2017シーズンの開幕戦を地元で迎えた広島メイプル、三重バイオレットの攻撃を食い止められないまま先行を許すも、エース18番李の活躍で徐々に追い上げ、16分過ぎに9-9と最大4点差を追いついた。以降一進一退の攻防を繰り広げる中、22分に広島メイプルはついに逆転12-11とした。ここから広島メイプルはさらに加速し、3点差（16-13）として前半を折り返した。
    　後半に入っても、広島メイプルの勢いは衰えず、9分には22-16と6点差をつける。苦戦を強いられた三重バイオレットは広島メイプル18番李にマンツーマンで打開を図り、16分には3点差まで追い上げるも、広島メイプル12番GK板野に好機を阻まれ、なかなか点差が詰まらない。苦しいながらも広島メイプルが逃げ切り、28-26で開幕戦を勝利した。10点を挙げた18番李の活躍が目立った。

オムロン　　　　20 (10- 9, 10- 4) 13　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『後半の堅い守りでオムロン白星発進』
  • 　前半、両チーム共に良い1点目を取ったところで、オムロン4番吉田の右へ回り込んだロングシュートとアウトへのカットインで2連取。この後両チーム共に決定打が少なく、前半はオムロン3番相澤の3得点で辛くも10-9の1点差で終了。
    　後半の堅い守りでアランマーレを4点に押さえ、オムロンは3連取2回を含む10得点で初陣アランマーレを20-13で退けた。

　◆　男　子　◆

大同特殊鋼　　　31 (14- 8, 17-17) 25　琉球コラソン

  • 　『大同特殊鋼、堅い守りで開幕戦を勝利』
  • 　前半、大同特殊鋼が13番池辺のミドルで先制するが、琉球コラソンも7番石川18番名嘉で追いつき、15分までは互角の展開。15分すぎに大同特殊鋼は、24番杉本のサイド、速攻でリードを奪う。琉球コラソンも4番仲程のサイド、速攻で反撃を試みるが、大同特殊鋼は、20番東江を中心にリードを広げ、14対8で折り返す。
    　後半、琉球コラソンは、17番浅井のサイドシュートでの連続得点などで追いかけるが、大同特殊鋼は、GK1番田中、14番千々波を中心とした堅い守りと、20番東江を中心とした多彩な攻めでリードを広げ、31対25で大同特殊鋼が開幕戦を勝利した。

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