第42回日本リーグ
2017-2018 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第6週

第1日・2017/09/30(土)

　◆　男　子　◆

大崎電気　　　　44 (22-13, 22- 9) 22　北陸電力

  • 　『大崎電気、貫録の勝利』
  • 　前半、立ち上がりは、大崎電気の宮﨑選手がきっかけとなり、北陸電力のディフェンスをいい形でくずし、前半6分までに7点を決める好調のスタートを切った大崎電気。北陸電力は川島選手のスピードのあるプレーで点差をつめるも、大崎電気のディフェンスからの速い速攻が止まらず、大崎電気が9点リードし折り返した。
    　後半、北陸電力は矢作選手の好セーブが続き、攻守の切り替えの激しい後半戦のスタートとなった。一方、大崎電気は植垣選手や東長濱選手に加え、途中出場の馬場選手の得点が目立った。大崎電気が堅いディフェンスからのスピードのあるプレーで北陸電力を終始圧倒する形で44対22で勝利した。

トヨタ車体　　　27 (12-13, 15-14) 27　豊田合成

  • 　『大接戦！トヨタ車体×豊田合成』
  • 　前半、愛知県ダービーはトヨタ車体の先制で始まった。その後、豊田合成も反撃開始し、一進一退の展開が続く。中盤はトヨタ車体先行で進むが、豊田合成が終盤に連続得点に成功。豊田合成1点リードで折り返しとなる。
    　後半は豊田合成が先行する展開。トヨタ車体は我慢の時間が続く。終盤残り2分、ようやくトヨタ車体が追いつき同点とする。結果、そのまま終了ブザーとなり、引き分けとなった。

湧永製薬　　　　31 (13-15, 18-15) 30　トヨタ紡織九州

  • 　『湧永製薬、接戦を制す ! 』
  • 　前半、トヨタ紡織九州のスローオフで試合開始。両チーム共に静かな立ち上がりを見せる。開始3分5秒トヨタ紡織九州23番金の速攻で先制。その後も23番金を中心に高いディフェンスからの速攻で追加点を奪うが、湧永製薬も5番成田を中心に食らいつき、前半は15-13でトヨタ紡織九州リードで終了した。
    　後半、立ち上がり湧永製薬23福田の連続得点で逆転する。その後、湧永製薬は5番成田を中心に追加点を挙げる。トヨタ紡織九州も高いディフェンスからの速攻や23番金のミドルシュートなどで追いすがり、一進一退の攻防が続く。残り30秒を切り湧永製薬1点リードでトヨタ紡織九州の攻撃となり、パスワークが乱れ、直後に試合が終了し湧永製薬が接戦を制した。

大同特殊鋼　　　29 (13- 8, 16-13) 21　トヨタ自動車東日本

  • 　『チーム力に勝る大同特殊鋼が勝利』
  • 　前半、トヨタ東日本が9番吉田のサイドシュートで先制すると大同特殊鋼も4番藤江のステップ・ミドルシュートで応戦、10分までは3対3と一進一退の攻防が続いた。その後、大同特殊鋼は相手退場の間にじわじわと点差をひろげ20分には8対4と4点リード。トヨタ東日本も12番GK関口の好セーブもあり粘りを見せ13-8大同特殊鋼リードで折り返す。
    　後半に入り10分までは点を交互に取り合う展開が続いた。そこからトヨタ東日本がGKの好セーブから10番玉井の速攻が立て続けに決まり一時は2点差まで詰め寄った。しかし大同特殊鋼は慌てることなく20番東江を軸に速いパス展開からポストシュートも絡めた多彩な攻撃を見せ29対21で勝利した。

　◆　女　子　◆

北國銀行　　　　40 (20- 6, 20-10) 16　大阪ラヴィッツ

  • 　『開幕6連勝と首位キープ』
  • 　前半、開始早々北國銀行塩田のカットインによるシュートが決まると、そのまま北國銀行のペース、攻撃の展開が早くラヴィッツのディフェンスが追いつかない。北國銀行はラヴィッツのミスを逆速攻で確実に点に結びつけ勢いは最後まで続いた。終始北國銀行河田の多彩なプレーシュートが光った。
    　序盤から北國銀行ペースが続きハーフ速攻で加点していくが、中盤勢いが止まる。その間ラヴィッツは4連続得点を挙げる。後半は両チームに疲れが見えてきたが、北國銀行は選手を替え勢いを取り戻し大差を開けて終了した。

プレステージ・インターナショナル　アランマーレ　21 (10- 9, 11- 6) 15　飛騨高山ブラックブルズ岐阜

  • 　『アランマーレ初勝利 ! 』
  • 　2017シーズン初勝利を目指す両チームの対戦。立ち上がりから両チーム共に単純なミスを連発し得点が伸びない中、4番宮崎の速攻等で序盤はブラックブルズが優位に試合を進めた。対するアランマーレも諦めることなくじわじわと追い上げ、21分9番横嶋（遥）の得点で7-7の同点とし、22分11番望月で逆転に成功した。前半は10-9アランマーレのリードで終了。
    　後半に入っても前半と同じような展開となり、一進一退の攻防が続いた。その中で若干優位のアランマーレが15分、17分11番望月の連続得点でこの試合初めての3点差をつけた。ブラックブルズも懸命に追いすがるが、結局21-16の6点差でアランマーレが逃げ切り、歓喜の日本リーグ初勝利を飾った。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング　21 (13- 9, 8-11) 20　広島メイプルレッズ

  • 　『ソニーSC2位決定戦を1点差で勝利する』
  • 　前半、ともに4勝1敗で2位争いを競うチームにとって大切な一戦となった。広島メイプルは李のロングシュートと李から堀川へのポストパスを堀川が確実に決め、いきなり2-0と先制する。たまらず3分過ぎにソニーSCはタイムアウトを取り修正を図る。ソニーSCは川村のロングシュートが決まり反撃に転じる。ソニーSC網谷のナイスセーブもあって13-9のソニーSC4点リードで折り返す。
    　広島メイプルは後半から李を中心に必死にソニーSCに追いすがるが、ソニーSCのクロスを多用した攻撃にディフェンスがかく乱され中々追いつくことができない。終盤残り1分に1点差まで追いすがるも前半のリードを守り切ったソニーSCが2位決戦をものにした。

オムロン　　　　22 (10-12, 12- 9) 21　ＨＣ名古屋

  • 　『オムロン苦い一勝』
  • 　前半、緊張感漂うなか試合が少しずつ動いていき、3連続速攻で流れをつかんだHC名古屋。オムロン4番吉田の3連続得点で追い上げるもHC名古屋優位はかわらず12-10HC名古屋2点リードで前半を終了。
    　後半、開始早々オムロンが同点に追いつくが、HC名古屋が3連続得点でリード。たまらずオムロンがタイムアウト。オムロンが4連続得点でリードするがその後は一進一退の緊張する一戦となった。最後HC名古屋の追い上げをからくも1点差でオムロンが逃げ切った。

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