第43回日本リーグ
2018-2019 Season
試合結果
RESULTS

JHL戦況報告　第3週

第1日・2018/10/06(土)
 
第2日・2018/10/08(月)

　◆　男　子　◆

北陸電力　　　　29 (15-11, 14-16) 27　琉球コラソン

  • 　『粘りの攻守で北陸電力2連勝つかむ』
  • 　前半、北陸電力はスピードある攻めの中NO.27竹内、NO.6松島らが気迫のプレーで得点を重ねる。それに対し琉球コラソンはNO.7石川の個人技を織り交ぜた力強い攻撃でリードを奪い、両チーム一進一退の攻防を見せる。後半22分、北陸電力NO.5久保が迫力ある速攻で逆転して流れをつかみ、NO.12矢作の連続好セーブと、好調NO.5久保の連取で畳みかけ、15対11で前半を折り返す。
    　後半も北陸電力の集中力は途切れなかった。北陸電力NO.16家田の7ｍスロー阻止に始まり、足を止めない北陸電力のディフェンスに琉球コラソンは攻めあぐねる。リスタートに飛び出し逆転を図る琉球コラソンだが、北陸電力NO.3藤坂、NO.30川島らが次々と決め22分、点差は最大の6点に。琉球コラソンはディフェンスラインを上げてNO.23佐藤の得点で最後の猛追を見せるが、痛恨の不正入場で流れをつかみきれず、北陸電力が2点差で勝利を手にした。

大同特殊鋼　　　30 (14-11, 16-17) 28　トヨタ車体

  • 　『大同特殊鋼、トヨタ車体を振り切り4勝目』
  • 　前半、大同特殊鋼はNO.20東江、NO.3斎藤、対するトヨタ車体はNO.22門山、NO.18吉野のバックプレーヤー陣を中心に得点を積み重ね、15分を過ぎ8対8と互角の試合展開。その後流れを掴んだのは大同特殊鋼。23分、NO.14尹のロングを皮切りに、4連続得点に成功すると、14-10とリードを広げる。前半は14-11、大同特殊鋼3点リードで折り返した。
    　後半、追撃をはかるトヨタ車体は、両ウィングNO.20渡辺、NO.7藤本の活躍で点差を縮めるも、あと1点が届かない。大同特殊鋼は、トヨタ車体の追い上げに対しても、NO.14尹のロング、NO.8朴のポストプレーによる得点で要所をしめ、前半のリードを保ち続ける。その後も安定した試合運びを見せた大同特殊鋼が30-28で勝利を収めた。

湧永製薬　　　　30 (16-17, 14-12) 29　トヨタ紡織九州

  • 　『湧永製薬、地元初白星 ! 』
  • 　前半開始、トヨタ紡織九州NO.8荒川が先制をすると、トヨタ紡織九州NO.23金を中心に得点を重ねトヨタ紡織九州リードの展開。湧永製薬はNO.6野村のサイドシュートやGK NO.22荻原の好セーブで19分に同点に追いつく。両チーム点を取り合う状況の中、試合終了間際湧永製薬NO.5成田のシュートで1点リードするも、トヨタ紡織九州が巻き返し16-17で前半終了。
    　後半、湧永製薬NO.31ルーキー庄子の積極的な攻撃で得点を重ねる。対して、トヨタ紡織九州もNO.23金を中心とした勢いあるプレーで一進一退の攻防が続く。トヨタ紡織九州の警告、退場が続き湧永製薬リードの展開になる。GK NO.12伊藤の好セーブもあり湧永製薬が30-29でリーグ戦、地元初白星となった。

大崎電気　　　　30 (17-11, 13-14) 25　トヨタ自動車東日本

  • 　『大崎電気が競り勝つ』
  • 　前半、大崎電気のスローオフで開始。立ち上がりは両者が取り合うが、大崎電気はトランジションの多い展開からNO.25元木の3連取やNO.16村上の好セーブで得点を広げる。トヨタ東日本は、粘り強いディフェンスからNO.21西山のロングなどで対抗するも17-11と、大崎電気リードで前半を終えた。
    　後半立ち上がり、トヨタ東日本はNO.20藤村のカットインなどで4連続得点。大崎電気はNO.10小室のポストプレーやNO.8東長濱のロングで追いつかせない。トヨタ東日本NO.10玉井のロングやカットインで1点差まで迫るも、最後は大崎電気が引き離して開幕5連勝を決めた。

　◆　男　子　◆

豊田合成　　　　29 (12-12, 17-11) 23　トヨタ自動車東日本

  • 　『地元出身の藤の活躍で粘るトヨタ東日本を振り払う! 』
  • 　前半、両チームとも足を生かした堅いディフェンスで守りあう出だし。豊田合成は素早いパスワークから攻め入り、レフトバック小塩が前半7得点の活躍でゲームをリードする。しかし、今シーズン早く初勝利をあげたいトヨタ東日本もポストを中心に攻撃を仕掛けて得点を重ね東北の意地を見せ、前半を12-12で折り返す。
    　後半も豊田合成はミドルシュートやポストプレーが決まり、序盤5点差をつける。しかしトヨタ東日本もディフェンスからの速攻が連続で成功。レフトバックの西山がシュートを随所に決め、粘りを見せる。後半18分地元出身の豊田合成の藤が登場。跳躍力を生かしたシュートを決め、会場を大いに沸かせる。地元選手への声援が勢いと流れを呼び豊田合成が勝利した。

大崎電気　　　　29 (16-16, 13-13) 29　大同特殊鋼

  • 　『大接戦の試合、痛み分け』
  • 　前半、立ち上がりは大同特殊鋼NO.20東江を中心に得点を重ねていく。大崎電気はチーム全体でチャンスを作り得点をあげる。大崎電気NO.3小澤、NO.25元木の得点で流れが傾くも、大同特殊鋼もNO.14尹がミドルシュートを確実に決め、16対16の同点で前半を折り返す。
    　後半、互いに点を取り合い、一進一退の攻防が続く。大崎電気NO.24信太のロング、NO.25元木の連続得点で後半12分3点のリードを奪う。しかし、大同特殊鋼もNO.16田中の好セーブからNO.20東江、NO.14尹の得点で離されない。最後は大同特殊鋼NO.20東江が7mスローを気迫で決め、29対29の同点で試合は終了した。

トヨタ車体　　　34 (14- 6, 20-15) 21　琉球コラソン

  • 　『堅いディフェンスと安定したゲーム運びによりトヨタ車体が勝利』
  • 　前半、トヨタ車体ボールで始まったゲームは、トヨタ車体20番渡部のサイドシュート、琉球コラソン15番松信のポストシュートなどで得点を取り合う流れとなったが、開始5分頃には、琉球コラソンの攻撃ミスからの連続速攻などでトヨタ車体が5対2とリードを広げた。その後琉球コラソンは2回のタイムアウトを取り巻き返しを図るもトヨタ車体の固いディフェンスを崩すことができず、14対6のトヨタ車体リードで前半を終えた。
    　後半に入ってもその流れは変わらず、トヨタ車体2番笠原を中心とした固いディフェンスから相手のミスを誘い、13番岡元などの速攻で点差を広げた。琉球コラソンも7人攻撃を仕掛け懸命に食い下がるも点差は縮まらず、34対21でトヨタ車体が勝利した。

トヨタ紡織九州　30 (13- 9, 17-17) 26　北陸電力

  • 　『地元の声援を受け初勝利』
  • 　前半、トヨタ紡織九州のスローオフで始まった試合は15分過ぎまで一進一退の攻防であったが、ここからトヨタ紡織九州は5連続得点で一気に突き放し、守ってはGK岩下の好セーブで前半を13対9で折り返す。
    　後半立ち上がり、トヨタ紡織九州が前半の勢いのまま最大7点差をつけるも、北陸電力も速攻や30番川島のシュートで残り1分を切って2点差。ここで北陸電力は7人攻撃をしかけるも得点ならず、トヨタ紡織九州が今シーズン初勝利を飾った。

　◆　女　子　◆

ＨＣ名古屋　　　30 (15- 9, 15-14) 23　大阪ラヴィッツ

  • 　『地元出身選手、GKなどの活躍でHC名古屋2勝目』
  • 　前半、名古屋からスローオフ。開始28秒HC名古屋9番髙宮のミドルシュートで先制。すぐさまラヴィッツは、15番森のポストシュートで7分退場の7mスローをさそい、同点に追いつく。その後、HC名古屋5番笠原、4番福井を中心に得点を重ね、HC名古屋ペースで試合が進む。しかしラヴィッツは、サイド、ミドル、速攻と4連取し、徐々に差を詰める。このままラヴィッツが詰め寄るかと思われたが、HC名古屋GK12番瀧澤の好セーブに阻まれ、前半25分HC名古屋が5点差と突き放す。その後、両チーム得点を重ね、9対15で前半終了。
    　後半、ラヴィッツスローオフ。1対1、大きな展開からのずらしで点を取るラヴィッツに対して34分、HC名古屋9番髙宮のカットインでラヴィッツ20番平田退場。その間、HC名古屋が得点を重ね、7点差と突き放す。ラヴィッツは5番田中のサイドシュートなどでくらいつき、48分、19対23と4点差まで追いつき、HC名古屋たまらずタイムアウトを請求。その後一進一退の攻防が続き、56分2連続7mスローでラヴィッツ詰め寄るも、59分HC名古屋5番笠原の速攻に対し、ラヴィッツ20番平田レッドカードで退場。粘るラヴィッツを振り切り、23対30でHC名古屋の勝利。

オムロン　　　　24 (12- 8, 12- 7) 15　プレステージ・インターナショナル　アランマーレ

  • 　『京都の大声援を受け、守り勝ったオムロン』
  • 　前半、オムロンのスローオフで試合開始。4番吉田のミドルシュートで先制したオムロンは、4連続得点で立ち上がりの攻防を制する。9分にアランマーレがタイムアウトを請求し、13番園田のサイドシュートにより初得点を挙げる。その後、オムロンは5番松本の速攻やサイドシュート、アランマーレは10番鎌倉のポストシュートや3番牛山のカットインなどで得点を挙げ、一進一退の攻防が続く。開始早々のリードを守ったオムロンが12対8でリードし、前半が終了した。
    　後半、追い上げたいアランマーレは15番鈴木の速攻、17番佐藤のサイドシュートで2点差まで迫る。一方のオムロンも3番相澤のサイドシュートやGK1番宮川のファインセーブなどでアランマーレの追い上げを許さない。その後も4連取などで着実に得点を積み重ねたオムロンが24対15で勝利した。後半はオムロンの堅いディフェンスが光り、アランマーレの反撃を許さなかった。

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